内容説明
江戸の面影が残る路地の街《神楽坂》。
母との苦い思い出から花の苦手な大学生・木下待雪は、花屋を営む美人店長(イケメン)の一之瀬 薊から自分の名前を「誕生花から名付けられたんだね」と優しく語られたことがきっかけで、花屋でアルバイトをすることに。
並大抵ではない植物の知識を持つ薊のもとで待雪は、花にまつわる不思議な事件と自分の抱える秘密に向き合うことになるが――。
花卉(かき)業界への入念な取材と確かな筆致で書き綴る、ラストに涙する感動ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
55
【NetGalley】連作短編。幼い頃の生活環境から感情が表に出せなくなった大学生の主人公。神楽坂の花屋でバイトすることに。幼馴染や花屋の店長兄弟など登場人物が個性的で読んでいて楽しい。日常ミステリーだが主人公が徐々に変化してゆく過程が楽しめる。周囲の人に愛されて大切にされている主人公が自分自身を愛せるようになる事を願いながら読んでしまう。続編が出るようなら読みたい。3282019/10/30
kei302
35
癒やし系イケメンの花屋の店長(弟)薊・弟大好きビジュアル系美形 雑貨屋(満作マンサクって...)・無愛想で無表情デカイ木下松雪(花屋のバイト/男)。イケメン祭りです。バイト君の20歳の誕生日に二人で食事等 何やら妖しい匂い。ミステリです。毒殺疑惑にストーカー、拉致監禁。結構危険な目にも遭います。松雪のお隣さんで幼なじみ:碓井マリアが謎解きを助けます。ご飯も作ってくれます。うーーん、松雪、君は恵まれすぎだ。NetGalleyJP 2019/12/23
ふみえ
11
BL!?と一瞬ひきましたが大丈夫でした。とってもライトで、"ステイホーム"の今は現実逃避をしたいのでちょうど良い。登場する草花を調べながら読みました。2020/04/24
yumiko(辛口)
11
神楽坂を舞台にした、花にまつわるライトミステリー。 キャラクターたちが個性的かつ魅力的で、会話のテンポもいい。 謎はテイストでヒューマンドラマ色が強い。植物の雑学てんこもり。 連作短編で、少しずつ主人公の過去が解き明かされていく。 最後は涙し、読後感もいい。一気読み。2020/01/31
リディア
10
イケメンの店長さんと真面目なバイトさん…どっかでみたような設定。お話は穏やかに進んでいくかと思いきやちょっとした毒がある。お兄さんのキャラも面白いし、お隣のマリアとの仲も気になるしまた読みたいです。2020/02/26
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