内容説明
「危急存亡の秋(とき)」こそ、「名将の器」が試される! 戦国の武将たちの「危機管理」の具体例から、戦国時代研究の第一人者が考察する「リーダーの条件」とは? 「2020年大河ドラマ『麒麟がくる』」(著者が時代考証を担当)でも話題の「明智光秀」について、「『本能寺の変』の真相」をはじめ、多角的に考察。新しい研究成果を踏まえ、イメージを裏切る「戦国武将の意外な実像」が明らかに。令和の時代を生きる日本人の指針がここに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
20
総括されていないので本質はわかりませんが、それぞれのエピソードを読むのは楽しいです。第1章は相変わらずの我田引水ぶりが発揮されていますが、第4章は面白かったです。2022/09/24
roatsu
20
主に「危機管理」の視点で顧みる名将達の事績集。大変面白く役に立つ。時代が時代とはいえ、やはり先人達はボヤボヤ生きておらず、現代にも普遍的な深謀遠慮や果断さに驚かされる。第一章の明智光秀に始まり、天下人三英傑、武田・今川・北条らのビッグネーム、地方の群雄、そして将を支える家臣達へと幅広く、個々の逸話から同時代史へとアプローチするきっかけにも良いのでは。長篠・設楽ヶ原の戦跡から出土した鉄砲玉の材質を分析するとタイ・中国産の鉛も使われていたことがわかり、火薬の硝石を合わせて輸入されてくる堺を押さえていた信長が2020/02/27
kanki
17
結城政勝による法律第一条は、賭博禁止令!盗み、喧嘩に至るから。戦国時代も同じだ2023/07/19
黒頭巾ちゃん
11
危機管理に関する内容▼本能寺の変は下剋上ノひとつ。本能寺の変がバレないように情報管理ができていた。明智光秀は、部下思いで、秩序を重んじた人2020/09/27
だてこ
7
やたら“危機管理”というワードに結びつけているところがちょっと違和感でした。知らなかったエピソードも多く、面白く読めたけれど、危機管理というよりは、苦し紛れの決断だったり、もともと意図してなかったけど結果的にそうなっただけでは?と思うエピソードも多かった(笑)2020/12/15
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