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内容説明
「職場を何とか変えられないものか」「従業員にやる気を出させるにはどうすればいいか」「社会を動かせるような人間になりたい」。こんな希望を持っている人は、今日極めて多い。しかし、これがそう簡単でないことは、組織で働く人なら身にしみて感じていることだろう。組織とは往々にして惰性で動くものである。みな楽をしたいし、いつもやっているのと違うことをするのには抵抗がある。しかし、その惰性を意識改革し、変革を成し遂げるのが真のリーダーである。どれだけ立派な理屈を述べたところで、人や組織は動いてくれない。では、どうすれば人の心に火をつけ、組織を動かせるようになるのか。現実に人を動かし、世の中を変えるリーダーとは、自分の信念を「愚直に」「地道に」「執拗に」実行する人である。本書では、東西古今の具体的事例を引きつつ、また日本社会の独自性も視野に入れながら、いま現場で求められているリーダーシップの要諦を説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
B.J.
4
●「俺は聞いていないよ。だから協力するわけにいかない」という台詞の代表されるように、⇒日本の組織では、最初から関与させることで、末端組織に至るまで、当事者意識が生まれ「一肌脱ごう」ということになる。 ●どんな改革に対しても必ず反対にまわる「生まれつき抵抗派」は、全体の2割。「生まれつき改革派」も2割。残りの6割は「様子見派」。 ●日本の強さ :日本は絶大な好奇心で外国の新しい文化を吸収するが、 やがて日本の価値観に合わせて取捨選択し、気に入ったものは日本風に焼き直し、同化していく。・・・本文より2020/02/26
だいすけ
3
必要なのはリーダーの文化適合型行動。聖徳太子は、日本は中国の属国ではなく自主独立国であることを中国に明言しそれ以降の日中の基本形を作り上げた。リーダーは部下や民衆が複雑なメッセージを容易に理解してくれるという幻想を抱いてはならない。一神教対多神教の考察は示唆的。2019/11/18
マルコ・ロイス
3
均衡の論理と統合の論理/リーダーに求められる資質とは①大きな志②ビジョンの説明③愚直な実行力④身をもって示す/「正しいこと」と「正しいこと」の選択/資本の論理と組織の論理2013/02/14
nob
2
リーダーシップの基本は、高い志、説明能力、愚直に実行、身を持って示す。それらを支えるのは、歴史観、人生観、世界観、日本文明への理解といった深い教養。矛盾に直面したときの打開策は、結局バランスを取ること、という話なのはちょっとがっかり。2013/06/14
startvalue
1
★★★★★2023/10/25
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