講談社文庫 半蔵の槍

著者名：嶋津義忠【著】

講談社（2019/12発売）

• ISBN：9784062633314

内容説明

戦国忍者の誇りを賭けて、徳川幕藩体制に敢然と抵抗した、伊賀・闇の軍団。率いるは、柘植重兵衛。服部半蔵の秘蔵の弟子で、短槍の名手。半蔵が遺した名槍〈伊賀切〉の秘密を切札に、大御所・家康、本多正純、甲賀忍者群と、虚々実々の戦いを繰り広げる。剣あり恋ありで息もつかせぬ、大型新人の本格忍者小説！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Aki Oba]

最後の伊賀忍者柘植重兵衛と甲賀、幕府との戦い。キャラ設定は抜群だけに、内容の薄さが露呈した感があります。勢いと展開は悪くない。良作です。

2014/01/03