講談社文庫<br> 項羽と劉邦 知と情の組織術

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講談社文庫
項羽と劉邦 知と情の組織術

  • 著者名:童門冬二【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2019/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062764117

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内容説明

古代中国の秦の末期、覇権をめぐり二つの巨星が対峙した。項羽は名門子弟のエリートで、インテリジェンスを判断基準に置く「知型人間」。かたや劉邦は、一寒村の庶民出身で、人や感情を重んじる「情型人間」。組織を動かし勝敗を分けた二人のリーダーの人間力とは何か?  両雄の軌跡を辿り、トップリーダーの資質と条件を抉る、壮大な歴史人物伝。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかむら

1
本書のタイトルを聞くと、司馬遼太郎先生の本を思い浮かべるが、こちらの方が読みやすい上、現代へのヒントも多くビジネス書と考えても良いかもしれない。 できる人はつい自分でやってしまいがちであるが、周りの人たちを巻き込んで成し遂げることの重要性がよく分かる。それにしても劉邦の気持ちの切り替えの速さ、割り切りの良さが際立っている。その一方で肉親ですら逃げる際に見捨てる合理性もスゴイ。 ただ、なんでもかんでも"風度"で片づけられてはたまらない。その点が残念。2013/02/25

黒頭巾ちゃん

0
項羽は完成された上司でありましたが、劉邦はその逆でした。劉邦は部下に育ててもらったと言うことです。ただ、劉邦が秀でていた能力は【部下を扱う能力】です。これは、生い立ちなどからきているのでしょう。劉邦自身もそう語っています。   また、興味を引く言葉を3つ ○親分が強敵なら弱い子分からせめて、親分を孤立させる ○大きな仕事をするときは細かい配慮は忘れる。大きな礼をするときは小さな遠慮はしない ○民は海、王は船。海が穏やかなら船は進むが、海が荒れると船は転覆する。 ひとりの人間の能力には限界がある。2009/09/29

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