健康ライブラリー<br> 発達障害の子を育てる本 スマホ・タブレット活用編

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健康ライブラリー
発達障害の子を育てる本 スマホ・タブレット活用編

  • ISBN:9784065156162

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》

【すぐに使えて、一生役立つ“支援ツール”の徹底活用法!】
「発達障害」の子どもたちは、読み書きや計算、会話などを苦手としています。それが学校生活への不適応につながってしまうことが多く、徐々に自信を失い、学ぶことに意欲をもてなくなっていき、ときには不登校につながることもあります。

そうなる前に、その子に合った学び方を考えましょう。一般的な学び方では才能をなかなか発揮できない子がスマホやタブレットなどのツールを使うことで、学びやすい環境を手に入れ、力を発揮できるようになることがあります。

まずは、家庭で子どもといっしょに使ってみましょう。小学校入学以降で、子どもの生活や学習に困りごとが増えたときに、勉強以外の身近なことから使い始めるとよいでしょう。

本書では、音声読み上げ、音声教材、ノートアプリ、計算支援、思考整理、予定管理などのすぐに使えるソフトやアプリの紹介をはじめ、家庭での適切な使い方、学校での導入の流れや「合理的配慮」、進級・進学先への「移行支援」についても事例をまじえてくわしく解説します。

子どもの生活や学習の困難に対して、家庭や学校で何ができるのか。保護者の方だけでなく、ツールの支援を検討されている先生方にも役立つ一冊です。

【スマホ・タブレットを活用して“学べる環境”を整えよう】
*文字や文章の読みづらさは音声読み上げ・音声教材を使う
*文章の入力・画像の添付ができるノートアプリでノート代わりに
*作文や発表の前にマッピングアプリで考えを整理する
*書きとりが苦手なら、録音・撮影・音声入力で補う
*予定の管理に使えるアプリやツールで忘れ物や遅刻を減らす
*学校と「合理的配慮」を相談するときは
*「ひとりだけ特別扱い」と指摘されたら

【本書の内容構成】
第1章 今日からテクノロジーを活用しよう!
第2章 なぜ発達障害の子に役立つのか
第3章 まずは家庭で使ってみよう!
第4章 授業やテストにも使っていこう!
第5章 進学先でも将来も、ずっと使い続けよう!
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

目次

第1章 今日からテクノロジーを活用しよう!
第2章 なぜ発達障害の子に役立つのか
第3章 まずは家庭で使ってみよう!
第4章 授業やテストにも使っていこう!
第5章 進学先でも将来も、ずっと使い続けよう!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Asakura Arata

6
昨年沖縄での学会で、著者の講演を聞いたが、すこぶる面白かった。今ある道具を使わない現在の教育ってなんなのかと思ってしまう。何十キロもある通学路を歩いてこいと行っているのと同じだな。その各方面での損害たるや。うちのクリニックは欠勤はメールやラインでOK。非公式だが、患者さんの予約変更もメールでOK。2020/01/01

いとう

4
16.ICT支援導入の手順(他所から引用)=困難の支援ではなく、やりたいことの実現のために使用する。45.学びの本質の例=作文と習字。46.保護者と教師ができること。47.治療教育アプローチ、機能代替アプローチ=二つのアプローチを使い分けることが必要。後者のみに偏らないこと!77.ICT導入に際し、先生を説得しない事。まずは「学びやすい環境をつくること」を目的にして手段にこだわらず、一緒にできることを検討することが重要。90.92.高校と大学の入試スケジュールに応じた合理的配慮の求め方。2023/12/26

luckyair

4
ツールがどんどん進化するので、積極的に学習に役立てることは大いにありと思う。一方ありがちなだが、1人だけ特別扱いとか、不公平と指摘されることがある。しかしそういう人は了見が狭いというか、知識不足。公平性のための特別扱いだと考える。方法は特別だが、その特別な方法によって学習の機会がようやく公平になる。公平性のために特別な配慮をしている。大事なのは子供がみんな同じ方法を用いることではなく、子供がみんな学習する機会を得ること。眼鏡と同じだが、なぜか引っかかる人はいる。保護者生徒のみならず、先生も含め。★★☆2023/01/13

月と星

3
★★★使いこなしてほしい2022/05/20

U-Tchallenge

2
改めてスマホ・タブレットを活用していく方向性を確認した。発達障害がある子や困り感を抱いている子のスマホ・タブレットを活用することが、有効なことがある。GIGAスクール構想により一人1台端末が整備されるようになったので、これから学校現場でそれを利活用する場面が増えるだろう。いや、増えなくてはならないだろう、と思っている。その時に考えておかないといけないことが網羅されている。手元に置いておくことで、発達障害のある子や困り感を抱いている子のタブレットの利活用を進めていくことができるだろう。2021/10/31

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