講談社タイガ<br> 繕い屋 金のうさぎと七色チョコレート

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講談社タイガ
繕い屋 金のうさぎと七色チョコレート

  • 著者名:矢崎存美【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 講談社(2019/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065182468

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内容説明

夢を行き交い「心の傷」を美味しい食事にかえて癒やしてくれる不思議な料理人・平峰花。どんな悪夢も、花の手によって七色のチョコレートや美味しい紅茶にみるみるかわっていく。消えない過去は食べて「消化」することで救われる。心温まる連作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

167
悪夢をごちそうに変えて心の傷を癒す料理人平峰花をめぐる物語の第二弾。完璧な幸せを手に入れた女性が繰り返しみる夢は…選ばなかった人生がずっと心にひっかかるって確かにあるもんなぁ。ずんときました。今回は花がこの仕事を始めるまでのことも徐々に明らかに。これがだいぶグロかった。先が気になります。そして花が癒した悪夢のキーワードになったものが散りばめられた表紙が今回も素敵です。針も糸も使わない設定だけど、表紙にはちゃんと描かれてて。そんな表紙を眺めるのも楽しい一冊でした。2021/01/24

寂しがり屋の狼さん

83
シリーズ2作目📕あなたの悪夢をごちそうに。不思議な料理人、平峰花は、誰もが抱える心の傷をおいしい食事にかえていやしてくれる…花の過去が少し紐解かれる今作。前作同様、可愛い表紙絵は物語とリンクしてて読後も楽しめました(◕ᴗ◕✿)次作が楽しみ💕2022/02/13

野のこ

67
前回から繕い屋のお話は不思議だなぁって思ってたし、花ちゃんもいまいちどうゆう子か分かってなかった。今回は過去のお話もあって、花ちゃん能力はすごいけど普通の女の子なんだぁって分かって、なんとなくほっとしました。あまり美味しそうとは思えないし、やや私の苦手なファンタジー?SF?でありますがこの先も追いかけたいです。お話のアイテムが描かれた装丁が素敵。2020/03/10

hirune

51
繕い屋の花に視える人の身体のヒビはつまりその人の心の傷であり、出現する怪物とはその人の心が悲しみに押し潰され狂気に走ってしまうことなんでしょうか?のほほんとしたぶたぶたさんのシリーズと違い、こちらはまだ若い花がこんなにも重たいものを抱えてるのがなんだか可哀想になっちゃいますね😅今回出てきたキズを繕う一族も謎の集団だし、花の母と父のこともまだ全然わからない。なるべく早めに矢崎さんに続編を書く余裕ができるのを祈りながら、続きを心待ちにすることにします☆2021/05/27

うまる

38
続編。過去話で1巻よりは面白くなったけど、シリーズとしてはどうなんだろう。ジャンルも話の方向性も分からなくなってしまいました。とりあえず、あらすじにある"心温まる連作短編集”ではない事は確か。打ち切りまっしぐらでテコ入れされまくる連載漫画のように、1巻では匂わせもしなかった設定が次々に出てきます。これで伏線が回収されれば良いのですが…。ページ数が少ないくせに、思いっきり続きで終わるのもセコイ。借りて読む人は知らんけど、買う派には薦められません。2021/10/14

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