日本経済新聞出版<br> 時間資本主義の時代 あなたの時間価値はどこまで高められるか?

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日本経済新聞出版
時間資本主義の時代 あなたの時間価値はどこまで高められるか?

  • 著者名:松岡真宏【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2019/12発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532358457

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内容説明

時給を上げる前に、時間価値の最適化を目指せ!!
すきま時間を買う人・売る人、ダイナミック・プライシング、サブスクリプション――。
ほんのわずかな時間の使い方で、人生の満足度に大きな差がつく時代、になった。
気鋭の経営コンサルタントが消費行動、企業のあり方、個人の働き方まで、「時間価値」と「空間」の関係を鋭く読み解く一冊!


人々の時間へのニーズを、時短術などの「時間効率化」と創造的で豊かな時間を過ごす「時間快適化」という2軸で読み解き、「時間価値」を追求するほど、有利となる新時代の到来を「時間資本主義」という切り口で鮮やかに分析した著者の『時間資本主義の到来』を加筆修正した増補改訂版。

ダイナミック・プライシングやサブスクリプションの解説や最新事例を盛り込み、より幅広い読者に向け、わかりやすく書き直した。

ビジネスパーソンの時間の使い道は多様化し、個々人の生産性や時間価値に差が開きつつある。10分の移動時間や待ち時間というすきま時間を活用する人もいれば、長距離の通勤時間を使って本格的に副業をする人もいる。

時間で価格に差をつけるサービスも次々と登場し、「時間価値」から今後のビジネスを考えることが必須となった今、本書は、あらゆるビジネスパーソンに必読の教科書となる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

16
資本主義とは労働力を詳らかに商品化していくことが要諦だ。20世紀の製造業中心経済では「まとまった時間の労働力」が商品化されていった。製造業においては長くまとまった労働が必要とされたからだ。翻って21世紀のサービス産業中心経済では「すきま時間の労働力」が商品化されている。サービス産業では「僅かな時だけ」の労働力が必要とされるからだ。つまり20世紀には「まとまった時間と労働力」が商品化され、21世紀に入り「すきま時間と労働力」すらも商品化されつつあるのだ。かくして、資本主義は完成の度合いを強めつつある。2020/01/31

Roy。

9
【公私混同(ワークライフブレンド)のススメ】 スマホの登場で"すきま時間"の概念が生まれ、その時間を最大限活用しようと躍起になっている。しかし、この活用は目的ではなく手段であり"かたまり時"を有意義に過ごすことが目的であることを忘れてはいけない。 また、時間価値(付加価値)の高い人の連絡手段として発信は音声、受信は文字が効率的であることも改めて考えたら納得したし、そういったツールの発達が楽しみである。最後に人間は誰かと時や場を共にせずにはいられない生き物であり1対1で対面で話す価値は今後も最重要だなと。2020/12/20

66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)

8
とても良かった。仕事にも自分の生活にも、どちらにも示唆が多くあった、まさに本書で言う「ワークライフブレンド」か。長さの概念の「すきま時間」「かたまり時間」に加えて、時間価値の追求方法の違いである「時間の効率化」「時間の快適化」。この二つの方向性で生まれる価値「節約時間価値」と「創造時間価値」、と。なるほどー。スマホを使ってすきま時間に効率よく仕事をして、できた時間をどう使うか。そこに作業をいれたらそれは豊かになれない。価値を生むには人と会うこと、というのも慧眼。人に会う、には本を読むのも含まれる。図書館本2020/07/19

しばにゃん

3
時間には、その尺の長さでかたまり時間とすきま時間とに区別でき、スマホの普及によってすきま時間の価値がどんどん高まっている。例えばスマホ前にはぼーっとするしか無かった電車の待ち時間が、スマホ後には買い物なり英語学習なりができるようになった。時間の価値は人によって、場合によってバラバラであり、時間を交換し合うビジネスが中国では広まっているというのも面白かった(激務の富裕層が、ひまな低所得者を雇って日本にiPhoneを買いに行かせた等)。2021/11/10

ねこ

3
読み終わってみると非常に内容の濃いことが書かれていて、とても面白かったです。ただ何せ教科書のように淡々と文章が続くので、合わない人は途中で脱落してしまいそう。でも、会社を経営している人やそれに携わる人、タイトルに少しでも気を惹かれた人は完読をオススメします。時間が自分達に何をもたらすのか、考える良い機会になると思います。2019/12/13

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