ちはやぶる 百人一首恋物語

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ちはやぶる 百人一首恋物語

  • ISBN:9784065180778

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内容説明

百人一首に選ばれている歌が詠まれる背景に、こんな恋があったとしたら……!?
収録しているのは以下の3首にまつわる恋物語です。人物解説付きで、百人一首がもっと知りたくなる! もっと好きになる!<小学校上級から・すべての漢字にふりがなつき>

「ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」
――在原業平と藤原高子
「今はただ思ひ絶えなむとばかりを 人づてならでいふよしもがな」
――藤原道雅と当子内親王
「玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば 忍ぶることのよわりもぞする」
――藤原定家と式子内親王

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マカロニ マカロン

11
個人の感想です:B。『小説ちはやふる中学生編』を書いた著者が平安時代文学への知識を生かして書いた百人一首の恋の歌に関するお話3編。「ちはやぶる」は伊勢物語にも出てくる有名な在原業平と藤原高子(たかいこ)の駈け落ちの話。草に付いた朝露を真珠か玻璃か?と問う世間知らずのお姫様。「いまはただ」は藤原道雅と当子(まさこ)内親王の悲恋でこれも赤染衛門の『栄華物語』で有名。「たまのをよ」は藤原定家と式子内親王の身分違いの許されない恋。 定家の百人一首の成立と絡めて上手く創作してあると思った。政略結婚下のエモい男女関係2023/05/14

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