幻冬舎単行本<br> 寅さんのことば 生きてる? そら結構だ

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幻冬舎単行本
寅さんのことば 生きてる? そら結構だ

  • 著者名:佐藤利明【著】
  • 価格 ¥1,089(本体¥990)
  • 幻冬舎(2019/12発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344035485

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内容説明

人生のつらいとき、迷ったときこそ、寅さんのことば――。能力や生産性が重視される社会でストレスをため、鬱々と生きる人たちが増え続けているいま、「人間らしく生きること」、「相手の幸せを願うこと」、「懸命に生きること」の大切さを思い出させてくれる、アウトローで二枚目(生き方が)の寅さんのことばの数々をまとめた1冊。

2019年12月27日公開の最新作(50作)「男はつらいよ おかえり寅さん」でも、大人になった満男が迷ったときに思い出すのは寅さんのことば。寅さんの過去の映像とともに出てくることば(本書にも多数掲載)が、心の支え、人生の指南書になっている。

寅さん研究家でもある佐藤氏の短くテンポよい解説は、名場面の背景や、50年前の1969年にカウンターカルチャーとして生まれた寅さんを通じ、日本がどう変化してきたかも教えてくれる。国の繁栄のピークが過ぎ、生きるのがますます難しくなっている世の中で、本当のしあわせとは何か、あなたは日々しあわせか、ということをあらためて問いかけ、思い出させてくれる本。 (※中日新聞連載『寅さんのことば』の第二部のまとめ+新規原稿)

●今夜中にこの雨もからっと上がって明日はきっと気持ちのいい日本晴れだ。お互えにくよくよしねえで頑張りましょう。(第8作「男はつらいよ 寅次郎恋歌)
●生きてる? そら結構だ(第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』)
●思ってるだけで、何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ。(第45作『男はつらいよ 寅次郎の青春』)
●人生についてようく考えろって。ぼけっとしてる間に、あっという間に骸骨になっちゃうんだから、人間は。(第22作『男はつらいよ 噂の寅次郎』……ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きーしゃん

27
寅さん、好きだ。2020/01/30

ピロ

15
大晦日にサクサクっと読了。「風の吹くまま、気の向くままの寅さんは、お天道さまに恥ずかしくないように生きています。何物にも縛られずに、肩の力を抜いて、ふわりと生きている。誰からも束縛されずに、自由気ままな旅の暮らし。」そんな寅さんのことばを聞くと前向きに生きていこうと心底思います。あとがきに「昭和から平成、令和へと時代は移り変わり、世の中も大きく転換してきました。生きづらい時代だからこそ、人を思いやる優しき「寅さんのことば」は、明日への希望や、生きていて良かったことを実感させてくれるのです。」2020#532020/12/31

しゅんぺい(笑)

2
類書によく出てくる名ゼリフとはちょっと違うやつがちらほら出てきてて、あらためて寅さんいいなあと思った。2021/02/21

ゆう

0
劇中での寅さんの印象的なセリフを集めた一冊。 基本的に1項目3Pの構成。 セリフのみが1ページ、解説が1ページ〜1ページ半程度と短めだが、もとが新聞で連載していたコラムと思うと妥当か。 普段本を読まない人でもサクッと読めそう。 場面の写真があればもっと良かったかも。 家族が寅さん好きで自分も幼少から馴染み深かったのもあり懐かしくなった。 当時は寅さんがどうしようもないけど憎めない人だと思ってたけど、解説を読むとすごく温かみを感じた。 またあらためて映画を観たくなる。2023/05/28

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