内容説明
米国人が嫉妬した“日本らしさ”とは?「政治・経済」から「憲法」「軍事」「マスコミ」まで、戦後、GHQにすべて改悪されてしまった…。しかし、日本人の“高潔さ”と“技術力の高さ”は70年間脈々と受け継がれている―。「GHQ型思考」脱却と「日本再生」へのヒント。
目次
第1部 GHQの正体―GHQは日本の何を変え、何を変えられなかったのか?(GHQの「ヘキサゴン思想」;“日本らしさ”の喪失;日本語の危機;GHQvs.神道)
第2部 GHQシステムの疲弊―“日本らしさ”を取り戻す時が来た!!(日本人の歴史観;航空禁止令と日本の技術産業;労働組合と左翼;少子化問題)
第3部 日本の未来―異常事態が続く、日本の安全保障と憲法(米国による分断工作;ポストGHQの外交と安全保障;憲法改正への道)
著者等紹介
山村明義[ヤマムラアキヨシ]
作家、ジャーナリスト、神道史家。昭和35(1960)年、熊本県生まれ。早稲田大学卒業後、金融情報誌など出版社勤務を経て平成2年に独立。現在まで作家・ジャーナリストとして、政治・経済・外交・宗教・歴史分野などをテーマに幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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T坊主
8
1)書名”GHQが洗脳できなかった日本人の心”とは裏腹に多くの部分でアメリカの洗脳計画は成功しているように見えます、日本を売る反日六角界①司法、法曹②政治行政③マスコミ④教育労働⑤軍事外交⑥宗教文化。2)1週間で押し付けられたGHQ憲法、今噴出している大きな国内外問題はほとんどがQHGの政策を起因としていることが分かる。3)それを正さずに、表面的な事だけを反対、批判している人達。GHQから思いがけなく与えられたものを既得権として後生大事にしている6角界の人達。日本はそれで今後明るい将来があるのでしょうか?2016/04/28
ばしこ♪
7
太平洋戦争において戦勝国であるアメリカが、対する敗戦国日本を変えていこうとするのは至極当然であろう。その中で変わったもの、変わらないもの全てを受け入れて今の時代を生き抜いていく必要がある。負の遺産をこれからの子供たちに残さないように自分たちが時代を切り開いていく必要がある。2016/03/30
よしひろ
3
母国語で専門書を読める強さとノーベル賞受賞のつながり。戦前の日本の航空機産業技術の驚異的な水準の高さを知る。2019/08/02