内容説明
家庭の都合で、半年ごとに転校を繰り返している瑞穂。度重なる別れから自分の心を守るため、クラスメイトに心を閉ざすのが常となっていた。高二の春、瑞穂は同じく転校生としてやってきた駿河と出会う。すぐにクラスに馴染んでいく人気者の駿河。いつも通り無関心を貫くつもりだったのに、転校ばかりという共通点のある駿河と瑞穂は次第に心を通わせ合い、それは恋心へと発展して…。やがてふたりの間にあるつながりが明らかになる時、瑞穂の“転校”にも終止符が打たれる…!?優しさにあふれた予想外のラストは号泣必至!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希@低浮上にするかも
24
この本を読んで、ただの恋愛かなって思って読んでいたのですが、最後に入るあたりから、記憶が消されていてそれを助けようとクラスのみんなと友達、先生、親がサポートしているという事を知り、女の子だけが記憶がないのではなくて、その子と付き合っている男の子も女の子と同じく記憶を消されているということを知りました。こんな出会いってあるのかなと思いました。また、これこそが運命だと知ることが出来ました。 是非、読んでみて下さい。2022/01/07
しお
16
なんだかところどころ既視感があると思ったら、あとがきで判明。みんなすごく優しい。2020/01/24
ageha
5
優しさにあふれた物語。2021/07/30
稲荷
4
父親の仕事の都合により、半年に一度のペースで転校し続けている瑞穂。どうせすぐ別れることになる、とクラスメイトと関わることせずに過ごしていた。そんなある日、転校生の駿河がやってくる。似た境遇であることから二人は仲良くなっていくが、また瑞穂の転校が決まってしまう。そうして物語が大きく動き出す…。 表紙のよさと、いぬじゅんさんの作品であることから即購入。内容は全体的に浅く、物足りなさを感じたけど設定は良かった。瑞穂の成長と優しい周囲の人達が魅力的。2020/01/21
えあり
3
この本は優しさで溢れている。 親の都合で半年ごとに転校している瑞穂。 その学校へ転入してきた駿河。 なぜか惹かれる二人。 そこにはある理由があった… 偶然ではなく必然だったのだ。 『僕は何度でも君に恋をし告白をする』 驚きと納得。衝撃の連続。 登場人物すべてが優しい。 私は知らぬ間に助けられて生きてきたんだ。 初のいぬじゅんさん作品。2020/02/25
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