バンチコミックス 男爵にふさわしい銀河旅行 2巻

著者名：速水螺旋人【著】

新潮社（2019/12発売）

• ISBN：9784107722362

内容説明

血筋はあっても金はない。貧乏貴族ミハルコ男爵は従者ロボットランパチカと、旅の途中で出会った吟遊詩人ノンシャランを引き連れ、“理想の乙女”を探しもとめていた。行く先々の惑星で、時に花婿の身代わりをしたり、時に本の世界に吸い込まれたり……。ドタバタな旅の浪漫を描く、待望の第2巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[美周郎]

いわゆる貧乏旅行もいいけれど食事が不味いと心が折れるんだよなあ、優秀な秘書役と黙ってれば美女付きの旅行はそこそこのご飯とあったかい布団さえあればあとは何とかなるもんだ。

2021/01/02

[コリエル]

ドン・キホーテ的に理想の姫君を探し続ける男爵。何故姫を求めるのかこの巻だけでも度々聞かれてるけど、気の利いたアンサーはあるのかな。冒険こそが目的だってオチはこの巻でヴァッサに否定されちゃったし。唐突に挟まれる美味しんぼ京極さんネタで笑った。

2019/12/24

[みやしん]

実在の疑わしい姫を求めてどたばた宇宙旅行。パーティが固まってから増えそうな同行者のフラグを片っ端から引っこ抜く。そして思わせぶりな一コマ。特筆すべきなのはゲストキャラの命が軽い速水作品で珍しくミックスナッツ卿が生還。露骨なエロ表現は皆無なのに女性キャラの膨らみのある線が好き。作者特有のロシア貴族社会っぽい世界観テイストなのに公務員の仕事は存外整っている。

2019/12/13

[ネタバレ：トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち]

たいへん面白います。わが君はあざとさで牢を脱出できるくらいには容姿が整ってるますねー。天球トラベルガイド編も楽しかったます。

2019/12/17

[もるもる]

ノンシャランが何だかんだ一途で非常に良い、はやく同衾しろ。話としては天球トラベルガイド編、珍しい続き物でしたが結構好き。

2019/12/16