内容説明
阪神・淡路大震災で実家が全壊したことを機に災害救助に目覚めたレスキューナース・辻直美が実践する「お金をかけずに命を守る防災テクニック」。
100円ショップで買えるものや家にあるものでできる限り防災グッズを代用し、災害に強い家の作り方や、非常用持ち出し袋のアレンジ法を解説。
著者宅は、2018年の大阪北部地震で震度6弱の直撃を受けましたが、本書で紹介する対策をしていたおかげで、無傷。一方で、同じマンションのお隣の部屋は1か月半も住めなくなる被害が出てしまいました。
防災グッズをあれこれ揃えても不安が尽きない人に、「生き抜く自信」が持てるように必要な知識と代用テクニックを伝授します。
地震だけでなく、台風やゲリラ豪雨、豪雪で脅威を増す水害についても対策を徹底解説。
防災グッズをそろえただけでは助かりません!必要なのは正しい知識と代用テクニック。
「プロでなければ無理なテクニック」や「特別な道具が必要なもの」はなし!お金をかけずに命を守るためのプロのテクニックを、誰でもできるようにアレンジしました。
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chie-don
29
これは買って良かった本!これから雨の季節だし、巨大地震はいつどこで起こるかわからない(;´Д`) 国際災害レスキューナースの著者。ご自身も阪神・淡路大震災と2018年の大阪北部地震で被災されている。 延髄を守るダンゴムシのポーズ、靴がないときの新聞紙足袋、断水時でも使用できる災害用トイレの作り方、ペットボトルウォシュレット、給水にはポリタンクよりリュックにゴミ袋を二重にして、など…なるほど~の知恵がたくさん。さまざまな場面で役立つペットシートは即買い!じっくり読んでできることから備えていこう(`・ω・´)2021/06/05
どあら
21
図書館で借りて読了。東海、南海地震に備える為に、日頃の片付けが大事ですね。まずはキッチンとリビングから始めます。2020/03/19
にゃうぴょん
13
今こそ必要な事が分かりやすく書かれていました。お金のかからない方法なので出来る事から始めなきゃと思いました。2020/07/16
伶夜
10
100均の滑り止めや防災グッズを使う。 物の配置。 寝室は背の高い物を置かない。 リビングは片付ける。 物は少なく、ローリングストック法を活用。2021/04/09
スイ
8
タイトルで期待した、気軽に用意していける防災用品や代用品については、期待以上に役立った。 それ以上に良かったのが、精神面も重視しながら書いてくれていること。 「地震で食器が飛び出したら危ないですよ」と言われたらその通りだなとはもちろん思うのだけど、危機感が足りない私などはちょっとまだ先延ばしにしてしまったりもする。 「地震のショックの後で物が散乱したキッチンを片付ける精神的負担は重いですよ」と実際備えありなしの写真比較を添えて言われると、そのぐったり感がリアルに想像でき、うわそれはキツいなととりあえず2023/10/25