内容説明
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アウトロー俳人・北大路翼、初のエッセイ集。“人生すべてが俳句の種”と語る著者自身の日常を、俳句とエッセイで綴る。「太陽にぶん殴られてあつたけえ」「キャバ嬢と見てゐるライバル店の火事」などの俳句も肉筆掲載。【目次】カラー口絵(撮影・藤本和典)/自序/Ⅰ 詠まずにいられるか 思い出の一句~北大路 翼 自選23句~「太陽にぶん殴られてあつたけえ」「キャバ嬢と見てゐるライバル店の火事」「俺のやうだよ雪になりきれない雨は」「ウォシュレットの設定変えたやつ殺す」……etc 肉筆俳句掲載/II あめつちの詞 俳句とエッセイ 「アウトロー」「名人」「Twitter」「チルト」「北海道」「白髪」「蕎麦」「ライトアップ」「ヤーヌス」「燐寸」「蚊遣香」「歯医者」「ミドマ」「熱波甲子園」「タクシー」「任 映画」……etc エッセイ48篇/III 技巧一閃 俳句のテクノロジー「見るって何?」「名詞を分解する」「俳句の骨格」/それでも明日はやってくる(おわりに)/俳句索引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かふ
14
「アウトロー俳句」は本人が付けたのではなくメディアが売るために名付けたのだろう。本人たちは「アウトロー」という概念よりも「屍派」という浪漫を語っているような。それは「白樺派」を文字ったというように、俳句結社的な極めて保守的なのである。それは第三章に俳句の試作方法を論じている章があり、極めて論理的な技術論だった。エッセイは思いを語り、俳句はテクニック的なことを語った本だと思う。そのエッセイの部分はどこまでも浪漫的で現実的ではないのは一つの夢なんだと思う。2023/08/01
オールド・ボリシェビク
2
「半自伝」と言いながらも、それほど自らを語っていないのは照れか。俳句というツールによって、どうにか世の中とつながっているようにも見えるが、それは歌舞伎町という「場」もあるな。2020/02/07
たつのすけ
0
〇2020/12/11
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