内容説明
汗でぬれたお金を本屋の主人に差し出し、本を見つめる少年の目の輝き。こういう少年の姿は、今や、ない――無類の本好き、筋金入りの「本の虫」である著者が、本にまつわるイイ話、古本屋の謎、本が縁で知る人の心の温かさ……などなど、「面白くて奥が深い」読書人生を語り尽くす、最新書物エッセイ172編。本と対話する男、無類の本好きが語り尽くす、軽妙洒脱な書物人生。面白すぎて深すぎる、読書ワールドへご案内!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小野靖貴
4
古本屋主人の本にまつわるエッセイ集。本に対する著者の愛のある姿勢が感じられる。三島や太宰、四迷など文豪のエピソード多め。(書物というものは、研究したり注釈にとらわれたり解剖するものではない。その本に「感応する心以外の通訳者を必要としません。」、二葉亭四迷=くたばってしまえ、太宰治→玉川上水で入水、太宰と芥川は新しい小説手法と形式を編み出した天才、世界でもっとも本を購入する国民は日、英、米人←顧客データベースより)2014/08/17
春木
0
『本』っていいものだね。2013/10/04
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