絵で見るおふろの歴史

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絵で見るおふろの歴史

  • 著者名:菊地ひと美【文・絵】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2019/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061324138

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

対象年齢:小学生から
生活/歴史/日本文化

・内容紹介
「どうくつぶろ」から、「釜ぶろ」、「秀吉のおふろ」、「湯屋」、「銭湯」まで、私達の生活に欠かせない『おふろ』の歴史を描いた絵本です。美しい古典やまと絵とわかりやすい説明で、見れば見るほどおもしろいおふろが満載!  奈良時代から、現代まで、時代に合わせて様々な姿を見せてくれるおふろから、その時代を生きる人々の生活も感じられる1冊です。

・作/菊地ひと美さんからのメッセージ
毎日のほほんと入っているおふろ。「えーっ、おふろに歴史なんかあったの?」というところでしょうか。……あります。しかも、極めつけに楽しいものなんです。
昔々、日本の海岸に作られはじめた「どうくつぶろ」。奈良時代には、東大寺のりっぱなお寺のような、いえ、どこから見てもお寺にしか見えないおふろがありました。古典やまと絵の情景の中に、昔のえぼしを被った人々が集まっている姿はとても風情があります。
平安時代はどうでしょうか。皇族など高貴なご身分の方々が入るおふろは?  かわいい姫君が、白壁に朱の柱のお湯殿で、ゆったりと湯あみをしています。まるで、おとぎ話のような世界です。
そして桃山時代には、豊臣秀吉のおふろが登場。戦乱と桃山のきらびやかな時代のおふろはどんなかたちをしているのでしょうか。
次の江戸時代といえば、「銭湯」です。たらいの中で泣いていて、お母さんを困らすのはどの子でしょう。あーあ、走り回っている子もいます。さてさて長屋の路地裏にも行ってみましょう。「あれっ、なんだって外なのにおふろに入っているの?」
現代のおふろからは想像もつかない、おふろの歴史。昔の絵巻物を見るような、古典やまと絵の世界で描きました。夢見るような楽しいおふろの数々。そして、そこを行き来していた人々と出会ってください。


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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

115
おふろというと今まであまりその歴史には気にかけたことがありませんでした。せいぜい時代小説を読んだりすると結構出てきたりはするのですが。かなり昔は洞窟などでサウナまがいの風呂だったようです。ですので、今のような前身欲は高貴な人などが入っていてそれから江戸時代に普及し始めたような感じです。2018/03/27

pino

74
馴染みがあるのは、昭和30年代からのお風呂です。銭湯やもらい湯は、懐かしい。田舎の親戚の家は五右衛門ぶろでした。鉄砲ぶろも多かったのか、薪を置いている家もよく見かけました。10数年前、住んでいた社宅は、取っ手をカチカチ回すタイプで、回し過ぎだと主人によく言われてました。江戸時代のお風呂は風情があります。湯屋は時代小説にもよく出てくるし、移動するお風呂やさんなんて、どんだけ、商売じょうずなのかと感心しました。ツボだったのは、ムギブロです。大正時代に木製の桶の天井が開閉できるようになっている。この微妙な進化!2012/07/27

yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗

67
今の様に湯船につかるのは歴史が浅く、昔は蒸し風呂が主体だった。江戸時代は混浴がお約束で今でも日本の文化として残っている所もある。ああ、自宅のお風呂に入りたい。いつもシャワーのクセしてw実は給湯器が故障中😨😨😨2022/12/28

♪みどりpiyopiyo♪

62
日本のおふろのはじまりは、お湯につかるおふろではなく、〇〇を使ったおふろでした… ■面白かった♪ お湯に浸からないのもお風呂なら、そもそもお風呂って何でしょう? 体を清潔にする行為と専用の設備の事かな? だとすると、日本のおふろの始まりはどんなだったのでしょう? ■知らないお風呂が沢山出てきて、あれもこれも「へー!」とか「ほー!」とか思ったよ。面白いから読んでみて ✩⡱ (2009年)(→続2020/07/08

鱒子

52
図書館本。日本人が浴槽に入るようになったのは、江戸中期以降。それまでは、蒸気のお風呂が主流だったようです。汗ってどう処理してたんだろう(・・?) 身分の高い方はかかり湯を用意していたようですが。 日本画家の著者の絵が素敵で、面白い内容の絵本でした。2018/03/05

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