一瞬の選択力 瞬時にベストな解を出す方法

著者名：今井千尋【著】

内外出版社（2019/11発売）

• ISBN：9784862574886

内容説明

たったの「5秒の思考」で未来が変わる。

目の前で問題に直面(=コンフロント)した。
「やらない理由を考える」5秒か。
「どうすればベストかを考える」5秒か。
あなたはどちらの5秒を選びますか。


ディズニーとUSJの現場で人財育成に関わり、V字回復を担った著者が、
最高の成果を出すための方法「コンフロント・メソッド」を解説します。

コンフロントとは、「直面する」ということ。
ビジネスや人生の様々の場で直面する問題。その問題に直面(コンフロント)した瞬間、
ベストな選択をするために、4つのクセ(感情、思考、口グセ、行動)を理解し、
それを正し、ベストな解を導き出す方法、考え方を解説します。



■目次

プロローグ――たった「5秒の思考」で未来が変わる
・「問題」を「課題」に変える力をつけよう
・人類史上最大級のミッションを叶えた考え方
・問われているのは、「自分は何者なのか」…?ほか


1章 「感情」がすべてを決めている
・「まさか」のときに、どう反応するか
・自分のご機嫌は、自分でとる
・「満足」と「幸せ」は違う…ほか


2章「思考」のクセを変える
【思考グセ11の質問チェックリスト】
・大半の仕事は、「相手の困りごとを解決する」もの
【 処方箋1――「あり方」を定める】
・「手順」と「基準」、「やり方」と「あり方」
・なぜ、マクドナルドでは10分も待てないのか
【処方箋2――「マジック」を探る】
・ウォンツ、ニーズ、マジック!
・タクシーがあるのに「ウーバー」が普及した理由…ほか

3章「行動」のクセを変える
・強い者より、変化しつづけられる者が勝ち残る時代
・「ストーリー思考」で行動する
・「マジカル4」――今日、何を優先的にやるか
・「本気スイッチ」を入れる法
・「いいとき」ほど振り返ったほうがいい理由…ほか


4章「言葉」のクセを変える
・「できない」と言わなくなる
・「限界言葉」がなくなる
・感情に任せて言葉を発しなくなる
・人の成長は5段階…ほか


5章 圧倒的に「選ばれる人」になる
・すべてが「当たり前」に「圧倒的」になっていく
・あなたが変われば、周りも変わる
・エピソード――「案内板」のないホテル
・エピソード――社会人の心得が身につく教習所…ほか

エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒース]

あり方を定義して、そのあり方から逸れない行動を無意識で行えるようにする。いわゆる信念のようなもの。私はこうだから、こういう場合に自然にそういう行動を取ることができる。あり方が決まっていれば無駄に迷い悩むことはなく、やるべき使命にも似た行動を考えることなく行使できる。つまり自分とはどういう人間なのか。感情のクセを見つけ、感情のままに動かず『あり方』に合う思考を続ければ、行動が変わり結果も変わる。

2020/01/19

[弥生]

・自分のための効率性ではなく相手のための効率性 →自分たちにとっては非効率的なことをお客様のためにあえてやる ・お客様は神様でなく親友だ。 ・調子がいいときにこそ振り返る。

2024/11/13

[ねる]

上司を自分と支援し合う存在(win-winの関係)として見るという考え方はなるほどなと思った。上司を面倒な仕事を振ってくる人と見るより、圧倒的にやる気が出そう。やるかやらないかを判断する時、やらない理由を探してしまうのもありがちだなと思った。何のためにそれをするのか、あり方が定まっていると迷いがなくなる。

2023/01/22

[たっちゃん]

やらないで逃げるか、即座に行動するか 問題に直面した時、どちらの行動をとるか 問題を課題に変える力とは何か 本書は日常の思考の癖を改善し、行動変容を起こすヒントを与えてくれる。 興味を引いたキーワードとして、いかのものを上げたい。 ・視点・視野・視座 ・あり方とやり方 ・ウォンツ、ニーズ、マジック ・感情はガソリン、思考はエンジン ・今日何を優先的にやるか　～　マジカル４ 一読をお勧めします。

2022/10/26