内容説明
今夜の宿は? 夕飯は? 洗濯は? えーっと、お土産はどうしよう……。女の独り旅って、トイレからお風呂まで、もうなにかと大変! 世界を駆けめぐる葉子さんが、旅の先々で遭遇した弱った・困ったの数々。過ぎてみれば、そんなつらい思い出が、いちばん心に残っていたりする。食う、寝る――そう、旅も生活なんだな……。旅先で遭遇した困った人、弱った出来事。それでも私は旅に出る!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルパカ
8
「今までに買ったくだらないお土産十傑」が面白くて笑ってしまった。最近の岸本さんのエッセイより(こちらは1997年初版)躍動感に満ちていてアジアのいろいろな国に行き、元気いっぱい。早くコロナが収束してあちこちに行けるようになるといいなあ。2021/08/03
ユウティ
4
岸本さん初読みかな?90年代の本なのに図書館の開架にあったところからもう人気と面白さが分かる。うん、面白い。主にアジアひとり旅のエピソード別の短めのエッセイで、女の旅のあれやこれやが書いてあるんだけれど、嫌味がないし、かといって男っぽくドンドコ危険に突っ込んでいくってこともなく、真似できそう(で出来ない)な感じが良かった。他の本も読んでみよう。2024/09/01
秋乃みかく
4
★★★☆☆ 女ひとり海外への旅、旅の日常茶飯に関わる悲喜交々。女だからこそ困ったこととか、はみがき、洗濯、トイレ等、何気ないことで思わぬ苦労を強いられたことなど、海外旅行ならではのハプニング(?)が面白かった。特に面白かったのは、「今まで買ったくだらないお土産十傑」かな(笑) 確かに旅行へ行くと、何で自分はこんなものを買っちゃったんだろう??と、 後で後悔することってありますよね~(笑)2013/07/24
hanna
0
再読。初読の時は、読み物としては大変面白いけど一人で海外旅行なんて怖くて無理だと思った。今回は一人で行く海外の楽しさを知ってからの再読。私とは少し旅の仕方が違うものの、共感する事が沢山。初読とは違う面白さがあった。2013/08/31
yuries
0
そう、旅ってこんな感じって思う!2011/05/01