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内容説明
滋賀県愛あふるるエッセイ。
通過してても気づかない!?
NHK朝ドラ『スカーレット』の舞台は、日本一スルーされる県だった!
・実は琵琶湖が何県にあるのか知らない人は多い
・「千葉」や「佐賀」とよく間違えられる
・比叡山延暦寺は京都にあると思われている
・鮒鮨の正しい食し方について などなど・・・・・・
おどおどした直木賞作家が、地味でマイナーな出身県の悲哀について、ユーモラスに語ったエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄之助
268
目次を見て興味が引かれた。長寿日本一だが、忘れられるのも1位。「新幹線で通過しても気づかない」。滋賀出身の姫野さんの”自虐”本。だが、京都の陰に隠れて存在感の薄い滋賀県の”面白さ”が語られるか? と思ったら、チョイ期待外れ。あちこち、回り道して”隔靴搔痒”感がアリアリだった。2024/04/09
fwhd8325
73
滋賀県出身の落語家さんに三遊亭わん丈さんがいます。この人、まだ二ツ目なんですが、おそらく落語会を牽引していく噺家さんになっていくだろうと思っています。この人も自虐的に滋賀県をネタにすることがあります。そして、姫野さんも滋賀県を自虐的に語りますが、それもこれも愛情の裏返しなんだと思います。そうでなければ、こんなおかしくご出身の県を紹介することはできません。そうだ、滋賀へ行こう、そんな気持ちにさせてくれます。2020/03/24
里季
64
滋賀県民、「うちは京都さんの陰でひっそりしてます。いえ、琵琶湖があるだけですのや、たいしたもんありませんのや。(けど、それがなんやねん!実際は京都なんかよりのびのび自然いっぱいで恵みの湖あるし、お店の駐車場広いし、都いうたかて、大津京や紫香楽の宮はもっと歴史あるし、誇りに思うてますのやで!)」という本である。滋賀から京都に移り住んで2年。滋賀を出て滋賀の良さを思い知っている私である。京都て、野菜や肉や米やて、滋賀の恩恵受けてますのや、滋賀のおかげで在るのや、と私は思てます。ちと言いすぎか。2020/03/16
ジンベエ親分
49
著者初読みなのだがこんなエッセイで良かったのか(笑) 独特のクドい文章で滋賀県ネタを自虐的に書き連ねるスタイルは爆笑モノ。特に京花ちゃんと滋賀菜ちゃんの合コンネタはのたうち回るほど笑った(笑) が、後半の地方再生の話になると急激にテンション下がる。車がなければ暮らせないなんて地方共通の悩みだし、それに対するアイデアもあまりに発想が貧困。まあ小説家だから行政や事業の経験があるわけじゃなし、無理もないか…。そして言わせてもらうと、甲賀というのは滋賀県民(元だが)から見ても"ド"田舎ですぜ(笑)2020/02/22
Makoto Yamamoto
39
滋賀県に住んで40年+で、一章、二章は苦笑いしながら読ませてもらった。 ひがみ視点は入っているが確かに正しいし、いいと思う。 三章は滋賀にしての提案になっていて興味深く読ませてもらった。 住んでいる市では徒歩1-2分のところにコミュニティバスの停留所ができていて、本数は少ないが駅、スーパー、市役所、総合病院への足となっている。 まず、第一歩かと思う。 名産の鮒鮨をチーズと考えて食すると、酒も進むことには大いに肯くところ。 2020/10/20
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