中森明菜の真実

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中森明菜の真実

  • 著者名:渡邉裕二
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  • エムディエヌコーポレーション(2022/10発売)
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  • ISBN:9784295204398

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内容説明

※本書はリフロー型の電子書籍です。

【昭和最後の歌姫・中森明菜。業界関係者が明かすヒット・ストーリー】

青春の必須科目! 紙上に蘇る名曲秘話

80年代、日本のポピュラー音楽シーンの中に現れた少女は、アイドルとして一時代を築き、そして芸能界の頂点に立った。少女はアイドル中森明菜としての虚像を作り上げた。それは、もしかしたら“孤独”という言葉の虚像だったのかもしれない。だが、そこには栄華を極めた少女のドラマがあった――本書は中森明菜のデビューから7年間にフォーカスを当てた歌姫の奇跡と軌跡。

〈本書の構成〉
第1章 「スローモーション」~82年組のアウトサイダー中森明菜誕生~
第2章 「少女A」~デビュー半年で幕を開けた“明菜の時代”~
第3章 「セカンド・ラブ」~来生コンビが生んだロングセールス~
第4章 「禁区」「北ウイング」~賞レース快進撃の始まり~
第5章 「サザン・ウインド」~最先端を求め続けてスターダムへ~
第6章 「ミ・アモーレ」「DESIRE -情熱-」~レコード大賞二年連続受賞の真相~
第7章 「難破船」~22歳で“情念の歌い手”頂点に~
終章 「DIVA」~孤独の歌姫、中森明菜の復活

〈本書の内容〉
・「少女A」決定の影役者、時任三郎
・松本隆が作詞を断った理由
・小泉今日子がラジオで語った“明菜愛”
・松田聖子との決定的な違いは“幸せ”か“孤独”か
・竹内まりやとは異なる世界観を持った「駅」
・加藤登紀子に忘れられないと言わしめた「難破船」
・井上陽水と玉置浩二を「黒子」にさせた貫禄
……ほか

〈著者プロフィール〉
渡邉裕二(わたなべ・ゆうじ)
芸能ジャーナリスト、8月28日生まれ。静岡県御殿場市出身。芸能・音楽記者として活躍。2006年に松山千春のドラマCD「足寄より」(ユニバーサルミュージック)を塚本高史と田口トモロヲを起用してプロデュースした他、同作品を大東駿介主演で映画化(企画)。さらに「旅立ち~足寄より」として三浦祐太朗主演で舞台化するなど、その活動範囲は多岐にわたっている。 また、FM NACK5とニッポン放送では森田健作の番組の制作にも携わっている。主な著書に「酒井法子 孤独なうさぎ」(双葉社)など。「夕刊フジ」では現在も「歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡」の連載が継続中。文化通信社と文化通信エンターテインメントの代表取締役社長を務める。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゆき

21
衣装、振り付けを含めた自分自身の見せ方が上手い。類稀なセルフプロデュースできる才能。完璧主義者。作品のクオリティは、聖子が100だとしたら明菜は120。ボーカルは明菜が上だが、レコード会社のマーケティングが聖子のソニーが上回った。明菜は人に対しては気遣いができるが、作品作りでは一変。聖子は人当たりが良く、口出しはするが表面上は円満に見せるのが上手い。ファンだったら目新しさがない内容だったが、明菜と聖子の比較論としての面白さの方が際立つ。(明菜さんのデビュー時のキャッチフレーズ、間違えてます。)2023/05/12

TAKA0726

12
生意気、我儘、自分勝手、かたや繊細、ストック、セルフプロデュースの才能を持ち合わせたアイドル、完璧主義者ゆえに精神状態が不安定で人間不信で波乱万丈、紆余曲折。松田聖子はどこか作られた中でアイドルを演じ"幸せ"、中森明菜は基本的に路線を作らず素材や魅力を活かす"孤独"の虚像。聖子の作品は長調で始まるメジャー、明菜はマイナー。明菜の行動が迷走し始めたのは1989年の自殺未遂、マネージャーの大麻事件、レコード会社移籍、個人事務所設立でトラブル、そんな中22年紅白目玉出演、再始動の噂、また歌姫復活を期待したい。 2023/01/15

茶幸才斎

4
1982年にデビュー、歌唱力と表現力で脚光を浴び、85年と86年にレコード大賞連続受賞、オリコン・シングル・チャート初登場1位を連発、89年の「ザ・ベストテン」終了まで、中森明菜の楽曲選定、プロモーション展開、ヒットチャートの記録などについて語った本。だが、本書から聞こえるのは当時の所属レコード会社の関係者の声であり、本人の肉声はほぼない。作られたアイドル像に納まらず、自己を表現し演出するこだわりのアーティストだったと云われても、なんだか外曲輪から本丸に住まうお殿様を想像している気分だった。遺憾なことに。2022/11/30

Daisuke Oyamada

3
花の82年組と言われた、中森明菜、小泉今日子、早見優、堀ちえみ、石川秀美、そしてシブがき隊。 中森明菜は松田聖子と並んで80年代を代表するアイドルとなったが、二人の方向性や歩んで行く道は全くと言っていいほど相違していた。 曲調やキャラも含めて、独自の路線でブレない松田聖子に比べて、中森明菜は様々とチャレンジをしていく。 デビューから全盛期まで、その曲が生まれた背景や売り出し方。本人の葛藤やまわりで起きた様々な出来事。 世代がど真ん中なので・・・ https://bit.ly/3WnZbSF2022/12/26

チィ

2
80年代前半、勿論インターネットもない中どうやってこの原石を売るか?と芸能界的には力の弱いレコード事務所の人々が工夫を凝らすデビューから売れっ子になるまでの話も面白かったし、トップにたってから本人のアーティスト方向(才能がある人の自然な成り行きに見える)と周りとの温度差も興味深い。才能に奢ることないからこれほど長年に渡りファンに愛されてきた人なんだなということが伝わった。スキャンダル的要素に触れてない点も好感持てる本。2024/12/02

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