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内容説明
芸能と裏社会…やっぱりテレビじゃ言えない。
芸能界の光と闇を誰より知るレジェンド・ビートたけしが、「闇営業とヤクザ」「テレビ業界の真実」についてタブーなき持論を展開する。
テレビでたけしが吠えたあの一言、
「オイラたち芸人は、猿まわしの猿なんだ」の真意とは?
今回も公共の電波には乗せられない放送コード完全無視の内容。
ベストセラー『テレビじゃ言えない』を上回る危険度だ!
第1章 芸人と闇
第2章 テレビの闇、ネットの闇
第3章 ニッポンの闇、政治の闇
第4章 話題の芸能&スポーツ一刀両断
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
45
たけしの親書は買ってまで読もうとは思わないので、いつも図書館で借りています。いつものタケシの毒舌新書。軽く読めてしまいます。2020/04/11
ぐうぐう
37
タイトルにあるように、吉本芸人による闇営業問題から端を発し、不祥事を起こしたタレント、事務所やテレビ局との関係など、芸能の裏の事情に切り込む。宮迫と亮の涙の会見を失敗だとするたけしだが、その理由が、笑わせてなんぼの芸人が泣いて同情されては人を心から笑わせられない、というものなのが、いかにもたけしらしい。少し気になるのが、昔はこうだったと、過去と現在を安易に比較しようとする論調が多いことだ。たけしが若い頃と比べて、現在の芸人のポジションはあきらかに違う。(つづく)2020/01/05
gtn
34
芸能人がバッシングされたとき、たけしが必ず口にする持論「芸人は社会の底辺」をここでも展開し、芸人が泣きながら謝罪するな、芸人なら道化に徹しろと宮迫やロンブー亮を叱る。しかし、もう彼らは"芸人"ではなく、"面白い一般人"であることにたけしは気が付いていない。おそらく芸人の臭いを残すのは、たけしの世代が最後だろう。2020/09/20
姉勤
33
週刊ポスト連載をまとめた2019年版的新書。 時々のニュースや話題をネタに芸人論、政治論、社会論、マスコミ、そして受け手の国民論。そして、かつての深夜番組で聞き慣れたエピソードを。天皇陛下( 現上皇陛下)御即位三十年奉祝感謝の集いにおける、祝辞全文の掲載(こんなニュースも祝辞を読み上げたことも知らなかった)、お笑い平成十大事件なども掲載する。たった1年前のことをかなり忘れている。ノイズの様な報道とネットの見出しが、事の軽重を見誤らせる。おふざけにも似た口調の中に、傾聴に値する叡智がある。2020/12/13
Isamash
32
ビートたけし2019年発行著作。芸人だからスキャンダルも大目に見てには金銭的収入の高さや社会的ステイタスの上昇も有り同意出来ないところ。ただ、同意出来る見解も多く存在していた。高校野球の猛暑の甲子園での実施や二塁走者のサイン盗み禁止やイチローや監督としての自分へのインタビューの不勉強さ、TV番組のマンネリ化に同意。カジノの和風は賛成。芸人養成学校を持ち芸人6000人抱えてるという吉本の話は驚き。輪島と銀座クラブで知り合った仲で、市原悦子とTVドラマのリハーサル前に演技を練習したとか。内田裕也ネタも面白い。2024/01/16