初女さんの心を結ぶ「分かち合い」

著者名：佐藤初女

主婦の友社（書籍）（2019/11発売）

• ISBN：9784072911099

内容説明

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９０才を超えた今も各地で講演会を続ける初女さん。
講演会で会場の人の質問に答える「分かち合い」の会を誌上で再現します。

９０才を超えた今も、「森のイスキア」に訪れてくる人たちを受け入れ、
手づくりりの食事でもてなしたり悩みの相談に答えたりしている初女さん。
それに加え、「講演会を頼まれれば、すべて引き受ける」という信念で、
日本各地はもちろん国外でも精力的に講演会を続けています。

初女さんの講演会では必ず、「分かち合い」と名付けられた、
会場の人たちからの多くの質問に答える時間が、たっぷりととられています。
質問は「初女さんの好きな食べものはなんですか？」といったものから
「母の介護で体も心も疲れています」といった訴えまで、さまざま。
そのひとつひとつに初女さんは真剣に答えてくれます。

この本では初女さんの人生のメインテーマである
「食」「人付き合い」「介護」「信仰」の４本の柱を軸に、
初女さんと誌上「分かち合い」をしていきます。


佐藤 初女（さとうはつめ）：1921年、青森県生まれ。
小学校教諭などを経て弘前カトリック教会での奉仕活動を母体に、
83年に自宅を開放して「弘前イスキア」を開設。
92年に岩木山麓に「森のイスキア」を開く。
95年に公開された映画「地球交響曲」で活動が紹介され、国内外で講演活動を続けている。
アメリカ国際ソロプチミスト協会賞などを受賞。著書も多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[けんとまん１００７]

ページをめくるたびに、こころが穏やかになっていくように感じた。森のイスキアを通して、初女さんの存在そ知り、何冊かをこれまでに読んでいる。こうやって、時間をおいて読んでみるっと、また、違ったことを感じることができる。小さなことを、毎日、驕ることなく積み重ねること。これが、できるようで、なかなか難しいと思う。人は、いろいろな感情を持っているし、環境も変わる。その中でも、できることはたくさんあるということを学んだ。

2018/05/27

[yuka]

著者は、悩みを持ち、全国から訪れる方を食事でおもてなしをされている〈森のイキアス〉の主催者。〈メモ〉※さりげなく通過するように接する。問題を抱えた人がまた心配をかけている、とますます辛くなり、自分が狭くなってしまいますから、周りがそれを見せないようにするのがいちばん。※不安や恐れが出たときは、心が揺れているときです。揺れるのは自分が弱いからということはなく、いまは成長する段階・・・。

2015/08/13

[みか]

初女さんのおっしゃる事はいちいちストンと心に落ちます。そのとおりだなぁ、と。

2014/06/21

[すいれん]

頭ごなしに人生説かれるより、こんな風にふんわりと受けとめてもらうと、視界が広がっていく気がした。…良いものばかり求めて生きるんじゃないよなぁ。最短で最良の物を得ようと考えがちだけど。他人の前に自分に誠実でありたいと思う。

2015/11/03

[シャム]

今を大事に生きていきます。ありがとうございました。

2014/07/27