野食ハンターの七転八倒日記

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  • 電子書籍

野食ハンターの七転八倒日記

  • 著者名:茸本朗【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 平凡社(2019/11発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582632248

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内容説明

野外で採った食材を調理する「野食」を実践する著者による爆笑必至の失敗談。身近で採れる意外とおいしいいきもの情報、安全な野食の実践方法も満載。連載第1回が30万PVを超えたウェブメディアcakesの大人気連載が書籍化!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

47
2019年刊。野草、キノコ、亀や蛇、様々な魚や虫を採集して食べるのが著者のライフワーク。活動は国内で、誰でも採れそうな対象が多い。野草の見分け方は役に立ちそう。食用ガエルなど気持ち悪いだけで真っ当な食材もあるが、著者の探究心は果てしない。多量のワックスを含む魚(バラムツ)を釣って食べ、勤め先でお漏らししてしまう。町の公園で採ったキノコも慎重に毒を回避して食べる。セミならクマゼミが食べ応えがあるらしい。何より、本書は気負いのない明るい文章が良い。自分のこだわりに対する健全な恥じらいが大切、と勉強になった。2023/02/18

R

40
そこらへんのもので食べられるものならなんでも食べようを実践した失敗談を含む、面白おかしい日記読み物。ゲテモノ食い日記ともいえそうだけど、隣近所に生えてそうなきのこから、怪しげな魚、昆虫食まで、都会でのサバイバルが可能かの実践も含んだ内容でした。マネしたいとは思わないものの、セミがあまりにも美味いと力説されていて、それだけは試してみようかしらという気分になってしまった。寄生虫リスクとか、そういうのは度外視して、興味深い生き方というか趣味だなぁという感想を抱く。2020/05/11

あんPAPA

25
狩猟・採集は本能に近い原始的な領域を満足させるのか、子供の頃は蝉、蛙、ザリガニに土筆やドングリと食べもしないのに飽きる事の無い採集生活の毎日だった。蛇と茸は母親に絶対触るなと厳命されたが。成人し海釣りを始めると釣った魚が美味しく食べられると云うのは趣味と実益を兼ねて大変素晴らしい事のように感じられた。ただ人生も後半戦になると費用対効果も悪いし・・・と守りの姿勢となってしまった自分がいる。著者は蛇や毒キノコを含むあれやこれやを食べ失敗談も含めて報告してくれている。若い頃なら追体験してみたいと考えた事だろう。2023/07/26

Tomomi Yazaki

24
後先のことは何も考えず、何でもかんでも欲望の赴くままに食べ、たびたび悲劇に見舞われる作者。だがその先には、思いもよらぬ究極の美味が待っている、かも知れない。そんな僅かな望みを頼りに自然にあるものを食べる、食べる、食べる。先人の知恵なんか気にせず、食への好奇心を武器に食への無謀な冒険を続ける。失敗しようが恥をかこうが、それさえも話題にし、面白ろ可笑しく、そして真面目に解説している。食べること、出すことの話が大好きな私にとって、とっても愉快で為になる本でした。2020/04/22

keith

24
馴染みのない魚やキノコ、野草、昆虫。自分で捕まえて食する。時には噛まれて怪我したり、お腹を下したり。野食もリスクが高くて大変です。読み物としてはおもしろいですが、さすがに試したいとは思いませんね。2020/02/09

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