日本経済新聞出版<br> 新・男子校という選択

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日本経済新聞出版
新・男子校という選択

  • 著者名:おおたとしまさ【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 日経BP(2019/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532264109

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内容説明

なぜ男子だけで学ぶと学力が上がるのか--受験ガイドではわからない有名校の校風も紹介!

第1章 偏差値六〇台の共学校よりも偏差値五〇台の男子校
第2章 現役教員が本音で語る、男子校の魅力とアキレス腱
第3章 バンカラ? それともジェントルマン? 「男の園」を垣間見る
第4章 大切なことは、みんな男子校で教わった
第5章 男子校、生かすも殺すも親次第!?――社会学者・宮台真司さんインタビュー
第6章 海外で見直される男女別学校の価値
第7章 ジェンダー問題か、学びの多様性か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

129
2020/2/1 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2020/2/8〜2/11 息子がこの4月から男子校に通うことになった。自分の体験として男子校は無いので、長所短所を整理するためにも読んでみたかった。当然ながら長所短所があると思われるが、息子には、是非良いところを取り入れて6年間過ごして欲しい。2020/02/11

けぴ

42
「男女には、能力の差はないが性差はある」全国的には高校の2.2%を占めるのみの男子校。男子校の存在理由について解き明かす本書。共学と比較すると男女の固定観念にとらわれず女性的と思われる演劇や合唱などにも恥ずかしがらずに参加できるしオタク的なことに熱中することもできる。また協調的な教育が効果的な女子と比べて競争的な教育が男子には効果的。18歳までは脳の発達や機能が性差があることから共学では女子が優位になり学校での成績評価で男子が不利になりやすいとも。共学、男女別それぞれの価値を認める多様性が必要との結論2020/11/07

りょうみや

22
旧版も読んだし、女子校版に続けて読む。男子校で過ごすのメリットは異性の目を気にせずのびのびできて徹底的にバカなことができるところ。旧版にはなかった(麻布出身の)宮台真司のインタビューで最近は親が劣化してきて男子校でも子供が枠からはみ出すことができずメリットが薄れてきたと言う。おおた氏が語る男子校の上記のメリットか共学校での学びの多様性か、決して答えのでないし出すべきでもないという比較論が一番の読みどころ。2020/02/08

だいだいだー

9
『新•女子校という選択』に続いて読んでみた。私自身、小学校から高校まで男子校という生粋の男子校育ち、また息子を男子校に入れた親としての責任も含めすごく興味ががあった🧐読んでみて、今の私自身の中心が男子校という社会から育まれた物であること、息子を男子校に入れてよかったと改めて思った😊文中の「中3から共学にしようと言い出す」には笑った🤣言っていたかも😅2020/03/23

Shihomin

5
男女に性差があるのであれば、それぞれに合った教育方法も違うはず。実際海外の事例からは別学の方が統計的有意に成績が上がるという結果が出ている。男女機会均等という趣旨のもとに共学化が進んだが、社会の縮図が学校で再生産され性的な固定観念が強化されている可能性がある。女子校育ちの私も感覚的に理解できる事が諸々。取材した日本各地の男子校関係者のコメントには感心したり感動したり。 麻布出身の宮台真司さんが言う、「教育主義は地位エリートを目指すゲームで、卓越主義は感情エリートを目指すゲーム」というのも説得力があり、→2023/02/24

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