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内容説明
中小企業経営者がしがちな
財務や経営の勘違い。
なぜ間違いやすいのか、正しくはどう対処すべきか。
熱い指導で評判の会計士がやさしく教えます。
社長、その考えすべて間違い!
×銀行の借金は早く返すべき
×売り上げが増えればお金が増える
×財務は経理に任せている・・・
勘違い40個、私がズバリ正します!
目次
第1章 社長が知っておくべき「財務の本質」
財務のことは経理に任せている/「決算書類」は申告のために作るもの/利益を2倍にするには売り上げも2倍必要 ほか
第2章 「B/Sを読む経営」が会社を強くする
B/SよりP/Lをこまめにチェック/B/Sのことはよく分かっている/P/LもB/Sも、社員全員の努力の結果 ほか
第3章 経営者なら絶対に知っておきたい「資金別 B/S」
売り上げや利益が増えると会社にお金が残る/「流動比率」が高いから、うちの会社は安全
第4章 大きな差が出る「支払い・返済・納税の勘所」
仕入れ先や経費の支払いより銀行の借入金返済/支払い手形は金利の付かない資金調達法/受取手形は割り引いて使うもの ほか
第5章 社員の報酬、社長の報酬
業績を上げるために人件費を削る/もしもに備えて好業績でも賞与は出さない/うちの賞与は世間より少ない ほか
第6章 「経営計画書」で儲かる会社の一直線
計画通りにいかないから計画に意味はない/経営計画書は社員を鼓舞するためのもの/年間計画は売り上げ目標から立てる ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
templecity
13
会社の財務でB/S、すなわち資金繰りは非常に重要。利益を出しても資金が回らなければ会社は潰れてしまう。社員と一体感を持つため、次行計画の共有は大切。説明会を開いて理念を説明して共有する。長く働いてもらうために中長期の目標を立てて、社員にも安心してもらう。目標も超えたらその分を一定の割合で賞与に回すなどすると社員もやる気も出す。等々 2021/02/28
次郎作
8
会計や経理の内容はとても疎いので、考え方が勉強になった。 会計だけじゃない経営に対する理念も伝わってくる内容だった。2019/12/21
ue3104
4
経営計画書に特化した指導で有名な古田土会計の古田土満氏が、社長が陥りやすい財務の勘違いを指摘して、正しい考え方をまとめている。 中小企業の社員の給料をコストと捉えると社員のモチベーションは下がり、定着しない。 経営者はあくまで結果責任。2020/06/19
和之介
2
損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書等の理解と経営分析ツールとしての使いこなしながらの経営全く同感です。そして企業として利益を出すことは税金を払っているので社会に貢献していることであり、利益を出す事は社員とその家族を守る事であり幸せにすることである。なる程その様な考え方も有るなと考えさせられる。著者の今まで行って来た生き方考え方が現れている内容のように思えるよ。経営者は熱くならんとダメだな。2023/10/15
ちこーー
2
いいね!2020/09/20