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内容説明
速く走るにはももを高く上げる、筋力が大きい方が勝つ、肩凝りの原因は肩にある――。わたしたちの思い込みは、本当に正しいのか。スポーツや日常生活の動作における、からだの仕組みと構造を、第一線の研究成果で解説。無意識のうちにオリンピック選手たちが見せる驚愕の身体動作の例をはじめ、豊富な図版やエピソードとともに、人間の潜在能力の高さに迫る! 「力感を抜いて動作の質を上げる」からだ使いが分かる、最新の身体論!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FK
6
この手の本は読んでおいて損はない。今回も役立つ知見を得られた。たとえば膝の力を抜くこととか。直接テニスについて触れるところは少ないが、応用すれば使えると思う。/ 実践感覚の話なら、その感覚が自分に合うかどうか......実践してみて、自分のなかで合わなければ取り入れる必要はなく......。コーチや指導者からアドバイスを受けたときには、こうして割り切って考え実行していけば......(P.35)【日本のスポーツ界では、これはなかなか難しいだろう。客としていくテニススクールにあってもそのようだ。】2020/04/20
yyhhyy
2
元ラガーマンで体育系大学の先生でもある著者が行きついた「スポーツ科学で判明した事実と、それを実行するための身体感覚を説明する言葉とを一致させるのは難しい」ということの例示。確かにこの手の本は非科学的な表現のオンパレードなのだが、それを使うしかないという著者の結論も一理ある2022/03/05
ココアにんにく
2
一流選手の動きは力感がないので美しい。力感よりも物理(力学)の法則を知る事と実践が大切と実感した。志村けんさんの「アイーン」も物理法則に適っていた。日常動作で使える情報たっぷりです。先日著者の本『怪我をしない体と心の使いかた』を読んで「膝の抜け」「内旋・外旋」に興味を持ち見つけた本。実践ながら読むと頭で理解しても「主観と客観のずれ」を少なくする事は一朝一夕では無理だと分かる。試して考えて試行錯誤を繰り返すことで物理法則を自身の感性にしたい。膝の抜きの感覚が分からず本書にも登場の為末大氏の動画も参照2021/11/30
May
2
スポーツ科学の一端を知ることができたことは有意義。さらに、体の動きや感覚を文字化することの困難も知ることができた(笑。伸展感覚、屈曲感覚と言われても、さてどんな感覚なのかはわからないですよ。体系的にトレーニング方法を教えてくれる本ではないにしても、普通に言われていること、常識だと思っていたことをひっくり返してくれる考えもあるということがわかるのはいいことだ。難を言えば、ここで述べられていることが一般的にスポーツ界では受け入れられてはいないようだという点か。2020/03/18
伊野
2
東京五輪に言及されている新版を読む。力を発揮する為に「力を抜く」。矛盾しているように聞こえるが、本書を読んだ後ではそれが納得できる。人体のメカニズムを理解するには主観と客観のズレを先ず理解する必要があり、その上で科学的な理論に基づく動きを学習し、それを自分なりの感覚で主観的に捉えて実践することが肝要であると筆者は説く。子どもに早く走るアドバイスをする際にも参考になりそう。日頃の姿勢も大事。2020/02/16
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