角川文庫<br> 「本能寺の変」はなぜ起こったか 信長暗殺の真実

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角川文庫
「本能寺の変」はなぜ起こったか 信長暗殺の真実

  • 著者名:津本陽【著者】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2019/11発売)
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  • ISBN:9784041088982

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内容説明

天正十年、破竹の勢いで天下統一に迫りつつあった織田信長は、志半ばで京都・本能寺の炎に消え去った。信長の忠臣であった明智光秀は、なぜ主君に牙を剥かなければならなかったのか。豊臣秀吉、徳川家康、朝廷……、光秀の背後に黒幕は存在したのか。『下天は夢か』で信長旋風を巻き起こした著者が、豊富な史料をもとに「本能寺の変」の謎に肉迫。日本史上最大の難事件が、ついに決着の時をむかえる!? 解説・安部龍太郎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

36
資料に基づいて推論をしていますが、結論は唐突に出てきます。本能寺関係の本は荒唐無稽のものも多いと感じますが、この本は結論までは面白かったです。2022/10/05

り こ む ん

24
イロイロ説があるなぁ~と、私はちょいと違う動機が有るかと思ってみたり。歴史資料的に読み解くと、どれかの諸説なんだろうとは思うのだけど…津本先生の分析も…ご本人が否定的な作家ならではの推理が働いている様にも感じつつ。歴史は出てきた事実を想像し推理して繋ぎあわせてゆくもの。で、ある日、新たな事実が出てきて、その想像部分が正解だったり、訂正されたりで、事実が完成されゆくのだと。だから、否定はしない。どの説もあるのだろう。学者じゃないから、自身の信じたい説でよいかな。と、読んでみてしみじみ思う。本能寺の変の謎。2020/01/30

sashi_mono

16
直木賞作家・津本陽が、日本史最大級の謎とされる「本能寺の変」の核心にせまる歴史論考集。当時の軍事・政治状況や、信長の人間像、熾烈な競争に見舞われた家臣団の内情などの各ポイントをふまえながら、天下統一の直前で無残に散った信長暗殺事件の全体像を描き出す。ちなみに、わたしは「野望説」と「怨恨説」が混然一体となった「ぼんやり説」をとる。2020/01/20

Book Lover Mr.Garakuta

15
落ち着いて。じっくり読めば読むほど。味が出そうな本だが、サラッと読んだ感じでは、(幻聴☞)タリキホウガンホウガンユライな気持ち:意味不明だが:になるみたいだが。個人的にその様な幻聴はどうでも良く。様々な歴史上の人物の思惑が絡んでおり、本当にそうなのかと思った。闇は闇の儘でよいと思う。その方が歴史ロマンに浸れるからね。2019/11/21

JUSA

1
作者の津本氏は資料の信頼度に基づいた証拠を積み上げて物語を紡ぐ作風である。2007年の作品ということで近年進んだ研究はもちろん反映されてはいないが、その時点での学説、第一級資料をもとにした歴史小説となっており深みが他の作品とは異なるであろう。最後にあったが確かに細川藤孝の動きは不可解で、ここに着眼した本能寺の変の解釈は興味深いものであった。2019/12/07

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