日本経済新聞出版<br> VUCA 変化の時代を生き抜く7つの条件

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日本経済新聞出版
VUCA 変化の時代を生き抜く7つの条件

  • 著者名:柴田彰【著】/岡部雅仁【著】/加藤守和【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2019/11発売)
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  • ISBN:9784532323127

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内容説明

◆平成の時代に良いとされていたMBAに象徴される欧米型の「合理性」や「経営フレームワーク」を追求する企業はすでに古い。海外の企業では、テクノロジーの進化や環境の変化でますます進む「VUCA(不安定、不確実、複雑、曖昧)」に対応するため、7つの能力を持っている人材の採用や、これらの能力を伸ばすための施策を行いはじめた。日本でも、先進的な企業は変化を始めつつある。

◆「VUCAの時代」とされる現在、キャリア形成の方法、組織のあり方も変わる必要があるといわれている。本書では、コーン・フェリーの世界規模の調査研究を通じ、分析されたデータにより、これからの世界で求められ、成長し続ける人材が持っている能力を7つに落とし込み、解説する。

【7つの能力】
・能力1:ラーニング・アジリティー
経験から素早く学び、初めての環境下でその学びを応用して成功する力
・能力2:経験の幅広さ
不確実な環境においてリーダーとして成功するために、積んでおくべき経験の幅広さ(経験した業界、職種、国、事業、経営テーマなどの幅)
・能力3:客観的認識力
自分が置かれている状況、また自分自身を客観的に認識する力
・能力4:抽象化の思考力
複数の事象の中から、それらに共通する傾向やパターンを抽出する思考力。この思考力が高い人の方が、より独創性が高いアイデアを着想することができる。
・能力5:リーダーになる意欲
人の上に立って、組織を率先するリーダーになろうとする意欲と熱意。昇進意欲の高さ、中長期的なキャリア設計に対する熱意として表れる。
・能力6:リーダーとしての性格特性
曖昧で不確実な環境下で、リーダーとして成功するために備えているべき性格的な特性。例えば、曖昧な状況への耐性、小事にはこだわらず大局を見る傾向、難局における楽観性といったパーソナリティー
・能力7:自滅リスクを回避する力
リーダーとしてのキャリア形成を阻害するリスクを、自らを律することで回避する力。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

36
VUCAの時代は、不確実で混沌とした時代。だからこそこの時代でキャリアを積むにしても、キャリアを経験させる側にしても、個人の心持ち次第で変わっていくことを、まず持って理解しなくてはならない。管理職は個々の力をサポートする強い意志が必要。2024/01/03

tkokon

7
【うむ】言い古されていることのようにも感じるが、「キャリアは自分で作っていくもの。会社が用意してくれた環境がベストだとは限らない」ということにつきる。1学びのアジリティ、2修羅場経験の幅、3客観的認識力、4パターン認識力、5リーダーの役割を担う内発的動機、6リーダーに適した性格特性、7自滅リスクを回避する力。成長できる人が持っている7つの条件と。2020/07/21

ireadertj

7
悪い本ではないが、これまで読んできた本で内容的には満たせていたかなという本だった。自分には。 この本を通しても、これからの時代、職位ではなく、職能というものをどう自身で戦略的に形成していくのかが大事だと改めて痛感。にしてもこれからの20代よりも、職位を大事にしてきた40代がちょうど変革期にぶち当たり大変そう。。。。という自分も40代になってしまったが。。。。2020/02/23

りょーや

3
グサグサグサと心を抉られた。。まさに自分の今までの働き方じゃ通用しなくなることが書かれていて、今抱えている課題感を改めて突きつけられた。「与えられた問いに対して処理能力や知識をフルに活用して正解を出すという能力は、 VUCAの時代においては全く価値を生み出さない。正解自体が変化するから。この時代、リーダーに求められるのは「管理」ではなく、「スピード感のある仮説検証」です。」まさにこれ。2022/06/11

3
正直、今自分が取り組んでいる仕事は、とても面白い!ただ、だからこそ、今後もそういった状況が続くよう、能動的に行動してゆくべきなのだろう、と思いました。2020/03/07

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