2025年、人は「買い物」をしなくなる - 次の10年を変えるデジタルシェルフの衝撃

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2025年、人は「買い物」をしなくなる - 次の10年を変えるデジタルシェルフの衝撃

  • 著者名:望月智之
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • クロスメディア・パブリッシング(2019/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784295403432

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内容説明

われわれが日常的にしている「買い物」をテーマに、およそ5年後の近未来を鋭く予測するのが本書だ。

ITの発展によって、いま「買い物」をめぐる動きや勢力地図が大きく変わっている。
たとえば、ウェブはスマホにシフトし、5G(第5世代通信技術)やDtoC(Direct to Consumer)といった新しい技術や考え方が本格化。
AI技術のさらなる進展やAmazonの動向も気になるが、一方でリアル店舗の数は減少を始めている。

戦前からの約100年間という時間軸でショッピング史を見ていくと、それは「棚の奪い合い」を続けてきた歴史だった。
その舞台はいま、確実にデジタル上に移っている。

そうした中、Eコマース(EC)の世界で大きな変化として語られる最新の考え方が「デジタルシェルフ」である。
これは直接的には、いままでお店にあった「リアルな棚」が、手のひらのスマートフォンの中にある「デジタルの棚」に置き換えられることを指している。
ただ、変化はそれだけにとどまらない、これからはメディアや道行く人、家電など、あらゆるものが「商品棚」になるのだ。

こうした変化が進展していくことで、人々は間違いなく「買い物をしなくなる」。
もちろん、お金を支払って何かを買うことがなくなるわけではない。
なくなるのは、これまでの買い物におけるさまざまなプロセスだ。
店に行くことや、商品の現物を見ること、さらには商品を自分で選ぶことさえも含まれる。
これまで当たり前だったプロセスが次々に省略され、そのうち「買い物をしている」という感覚さえなくなっていくのだ。

こうした変化をまとめつつ、約5年後の近未来を占う一冊、あなたにもぜひ読んでほしい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

93
買い物の定義をどこに置くかはあるが、ここ数年の流れや、この先のことについてのことが書かれている。まあ、既知の範囲も多いが、整理することにはなった。随分前から、モノよりコトと言われ続けていて、そのラインで世の中が動いている。これからますます、時間がキーワードになっていく。それは、果たしてよいことなのだろうか?とも思う。少し触れられているが、正の要素があれば負の要素も必ずあるということ。2020/11/03

Kentaro

60
小売りでは今後、体験がキーワードとなり、わざわざ行く価値があるという店舗だけが生き残る時代になる。 私たちの買い物の時間は、時代とともに短くなっている。買い物は、自分で探して選ぶという形ではなくなり、AIが勝手に探してきてくれる、あるいは人からすすめられたものだけ欲しくなる。デジタルシェルフ化が進むと、買い物の時間は限りなくゼロに近づく。部屋中にさまざまなセンサーが張り巡らされ、センサーは環境や人間のさまざまな変化を感知し、それを分析したAIが今ユーザーに必要なものを自動的に注文して取り寄せるようになる。2021/06/05

ミライ

49
2010年代に入りスマートフォン時代に移行したことで、「ネットにつながる時代」から「情報につながる時代」へ移行、結果、SNSを中心とした共感マーケットが猛威を振るいつつある、本書は今よりもちょっと先のEコマース事情を予測した一冊。D2Cのように実際に店舗を持たない、Amazon Goのようなレジ無しショッピングのみが生き残る時代はもうすぐそこまで来ており、5Gも絡んで今後Eコマースの構造は一気に変わることが予測される。Eコマースでは日本の先を行っているとされる、中国・アメリカの例を元に未来予測が語られる。2020/02/14

ポケモントレーナーみゆき

31
【4年後の未来に何が起こるのか】 ~ポケモントレーナーみゆきは、82点の経験値をもらった!~ 「買い物をしなくなる」という意味が分かる本。 ポケモントレーナーみゆきは、営業として上司からこれからどんな市場になっていくのか考えて仕事をするように教えてもらっています。 人は必ず消費を続けそうなのに、「買い物をしなくなる」というのはどういうことなのか。 デジタルシェルフをテーマに人の感覚もふまえて説明がされていて納得です。 ★大好きなポケモンに例えると★ シンボラー  買い物のシンボルはどう変わるのか2021/03/13

おおたん

30
Kindleにて。2019年の本。今のコロナ禍で読むと、まさに、書かれていることが実現されていると感じます。つまり、著者のが思い描いていた内容が時代に合わせて動いていると感じる内容となっています。ネット販売だけでなく、ビジネスをされている方は、一度、読んでおいてもいいと思います。◆EC化率はまだ6.22%◆体験がキーワード。「わざわざ行く価値のある」が生き残る時代◆便利→時間◆「何をつくったか」→「なぜそれをつくったか」「どのようにつくったか」が重要2021/08/17

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