Google×スタンフォード NO FLOP! 失敗できない人の失敗しない技術

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Google×スタンフォード NO FLOP! 失敗できない人の失敗しない技術

  • ISBN:9784763137494

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内容説明

「本書は、成功の確率を劇的に上げたい起業家やイノベーターなら絶対に目を通すべき作品だ。これを読んで、ぜひ毎回“ライトイット”をつくりあげてほしい」
――パトリック・コープランド(アマゾン 小売部門担当副社長)

「アルベルトから教わったコンセプトは、ニューバランス社におけるイノベーションをさらに活発にしてくれただけでなく、“当たり前”を疑う健全な企業文化を推進する役にも立っている」
――ロブ・デマルティー (元ニューバランス CEO)


「新しいアイデアの90パーセントは失敗する。
どれだけ有望に見え、情熱を持ってぬかりなく実行されたとしても」
――Amazon、Google、Uber、IBMなど、名だたる企業の成功と失敗を調べ尽くした、Google初代技術責任者であるアルベルト・サヴォイア氏はこんな法則を導き出した。

では、「そもそもが間違っていないかどうか、どう調べたらよいか」。
その疑問に答えたのが本書だ。
あなたのアイデアは、そもそもが間違ってはいないか。
それを調査・分析できる、シリコンバレー激賞のツール「プレトタイピング」を、
その成り立ち、手法、実例、展開シナリオで、詳細に説明。

新商品、新サービス、新店舗、新規事業……
すべての「新しいこと」に取り組むすべての人必読の書、本邦初公開。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えんど

9
新製品やサービス出す前にちゃんとテストしよう!小さくコストかけずに!というリーンスタートアップ的な話で検証は具体的な話だったのでちょっと参考になる。ただこの本の本質は意見は聞くな!事実(データ)をみろ!って話である。最近はデータ重視型の意思決定になってきたとはいえ声がでかい人の意見や多人数の意見には流されてしまう。バイアスだらけの意見は無視してデータをみろ!はやはり大事だし思考に染み込ませるために訓練したい2020/02/21

くとほん

9
仮説思考とデザインシンキングを融合・昇華させる手法。特筆すべきは、データの質に関する言及である。プロダクト開発において、多くの人は公的なデータや誰かが集めたデータを基にするだろうが、本書ではそれを否定する。誰かが集めたデータは自分のためのデータではない。自分のプロダクトのためのデータは、自分で集めなくてはいけない。仮説に基づきプロトタイプを作成し、速やかに一次データを収集することを説く本書は、データが氾濫し、データマイニングが魔法の杖のようにもてはやされる今だからこそ必読の一冊だろう。2019/11/03

カエル子

5
長らく積んでたが良い本だった。企画や起業に先立って読むべき1冊。自分のアイデアがロングイット(この訳語はイマイチだと思う)ではなくライトイットであることを確認することがとにかく大事。アイデアをXYZ仮説として書き出し、ズームインしてxyz仮説に改め、OPD(Other People's Data)ではなくYOD(Your Own Data)を集めて検証すること、金と時間をかけたプロトタイプよりもサクッとプレトタイピングすること、結果を判断する際には、身銭を切っていない意見やいいね!は無価値とすること。2024/03/27

人生ゴルディアス

5
スタートアップ界隈でよく言われる、小さく賭けろ、という標語について具体的に語っている。あと大事だと思ったのが「なぜそうすべきか」というところ。他だとリスクを最小に期間も短く…とかで終わっているが、本書では、アイデアというのは文字通り空想の産物だから、と。しかもアイデアを見た顧客候補たち自身の「欲しい!」という意見もまた同様に彼らの空想であり、いざ身銭を切ろうとすれば判断は変わる(そしてサービスや製品は死ぬ)。具体的に形にして、相手がなお身銭を切るならば有望であり、その方法を本書で示している。良い本でした。2021/01/06

山のトンネル

4
★マーケットでの仮説検証をできるだけ低コストで行うことの大切さを説く本。デザイン思考やリーンスタートアップ関連の本を読んだことのある人には耳馴染みのことかもしれない。(スキミング)2021/04/29

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