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内容説明
不死の悪魔と不幸な少女、孤独を分かつ物語
孤独な夜、退屈な夜、闇の中で出会った悪魔と少女は光を求めて手を取り合う――
傍にいる悪魔が、救い。
傍にある少女が、暇潰し。
19世紀末、大英帝国の片隅での2人の出会いが居場所を求め彷徨う物語を紡ぎ出す。
孤独を分かつ者たちに囁く悪魔と少女の常夜奇譚(ダークナイトストーリー)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
44
大悪魔マルバスが暇潰しに拾った少女ウィステリア。世界に厭んだマルバスの投げ遣りな退屈しのぎが、ウィステリアの心に触れた事により事象が動き出す。悪魔狩りを旨とする騎士団、更にはベーカー街のあの探偵も影を落とす中、少女と悪魔の道行きは何処へ向かうのか。マルバスの心境の変化というか心の動きが自己洞察によって解析されていく感覚が良い。冷徹な悪魔はあくまで悪魔であるのだから。ウィステリアがどう冷徹な悪魔の心を揺さぶっていくのだろう。伏線もたっぷり仕掛けられているようだし、今後に期待。2020/05/18
ホシナーたかはし
17
これは良い!月刊誌かネット漫画掲載かと思いきや、まさかの少年サンデー連載、正直日和っていた編集部がオカしくなったのかと思いました。美麗な絵でえげつない「魔法使いの嫁」「フラウファウスト」の派生、少女×異形の物語。2019/11/23
MERLI
13
サンデー本誌にて連載開始時から読んでいます、第1話読んだ時にビビッときましたよ…「あ、これ好きなヤツだ」と。本誌読んでる身から言わせてもらうと、ここ最近サンデーってファンタジーモノが根付かないような気がしまして。こういう作品がサンデーの顔になってくれたらいいな、と願いながら本誌を読んでいます。当然、第2巻も買いますよ。2019/12/04
キリル
13
舞台は19世紀末の大英帝国にて、居場所を求めて彷徨う悪魔と少女の常夜奇譚。時折デフォルメ化するマルバスが面白いです。未来に望みが持てなかったときにマルバスと出会ったことがどれ程うれしかったかがウィステリア視点から語られていて、そんな彼女にマルバスも徐々に絆されていっている感がいいと思います。悪魔討伐部隊が存在するこの世界で二人の旅路はただ楽しいというわけにはいかないかもしれませんが、永く生き世界に退屈していたマルバスがウィスとどのような旅を送るのか楽しみです。カバーが綺麗で気合入っていると思うんです。2019/11/24
兵士O
9
この漫画泣けます! ほぼ永遠の年月を生き続けている大悪魔マルバスと、そんなマルバスのことが見える孤児の少女ウィステリアの、ひょんなことからの出会いから物語が始まり、第一話を読み終えた時はその切なさに号泣でした(苦笑)。今、サンデー本誌でその連載を追っている僕ですが、第十七話はこの漫画に引き込まれた読者はきっともっと辛く切ない展開に泣くんじゃないかなと思います。僕の好きなヴァルキリープロファイル(PS版)のお姫様ジェラードと孤高の傭兵アリューゼの二人の話も切なかったけど、この二人の話はどうなるのでしょうか?2020/01/02
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