スティーヴン・キング 映画&テレビ コンプリートガイド

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スティーヴン・キング 映画&テレビ コンプリートガイド

  • ISBN:9784801920859

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内容説明

スティーヴン・キング 映画&テレビ コンプリートガイド
《電子書籍特別版》
*注:本書は書籍で発売されている同名の『スティーヴン・キング 映画&テレビ コンプリートガイド』から文章のみを抽出し、再編集しなおしたものとなります。
同書籍で掲載されていた写真は含まれておりません。


『 IT/イット THE END“それ”が見えたら、終わり。』公開(2019年11月1日)を皮切りに、続々映画化作品が上陸!
『シャイニング』のその後を描く『 ドクター・スリープ』2019年11月29日公開、『ペット・セマタリー』リメイク版『ペット・セメタリー』2020年1月17日公開

“恐怖の帝王”――スティーヴン・キング原作の映像化作品すべてを収録した研究本!
『キャリー』(1976)から『シャイニング』の続編で最新作『ドクター・スリープ』(2019)まで。
関係者への取材やキング自身のコメントなどを交え、これまで映像化された作品に言及。
キング“最恐”の作品はどれか?

最も偉大なストーリーテラーであり、その著作の多くが映像化されている作家――スティーブン・キング。
モダン・ホラーの開拓者にして第一人者である彼の小説は、長編デビュー作の『キャリー』から始まり、巨匠スタンリー・キューブリック監督による『シャイニング』、そして昨年大ヒットを記録した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』、キングの世界観をベースにしたテレビシリーズ『キャッスルロック』と、65本の映画と30本のテレビ作品として映像化されている。
キングの小説は、アメリカの市井の人々の生活の中にホラーの本質を見出し、それはまさにハリウッドのエンタテイメントとして昇華するのにふさわしいものである。
本書は、キングの小説を基に製作されたすべての作品を一堂に会している。中にはタイトルだけ拝借してキングの小説から離れた作品も含まれている。
“王(キング)のイマジネーション”から生まれた映像作品を暗闇から引き出し、批評・インタビュー・製作の舞台裏など、多角的に検証していく。
キングの小説、映画のファンにとってまさに夢の1冊といえる。

◆コラムも充実。キング原作をもとにした未完の作品や現在企画されているもの。キングの関与していないシリーズ――『芝刈り機の男』『マングラー』『やつらはときどき帰ってくる』などについても言及。
・未完成のキング映像化作品――立ち消えになった企画たち
・『芝刈り機の男』サーガ(1991~1996)
・キング作品に基づいたテレビドラマのエピソード
・『マングラー』サーガ(1996~2002)――クリーンではないフランチャイズ
・『やつらはときどき帰ってくる』サーガ――看板に偽りなしのシリーズ
・『ローズ・レッド』サーガ(2002―2003)――究極の幽霊屋敷
・予定されているキング映像化作品――先行きはかなりダークな模様


イアン・ネイサン[著者]
IAN NATHAN
ロンドン在住の著名な映画ライター。
世界に名だたる映画雑誌『エンパイア』の元編集者であり、現在は「The Times」「Independent」などに映画の記事を執筆中。
著書にリドリー・スコット監督の代表作『エイリアン』シリーズの歴史を紐解いた『エイリアン・コンプリートブック』、『魔法への招待:ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 メイキング・ブック』『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 レンズと光の魔法――メイキング・ブック』『ティム・バートン 鬼才と呼ばれる映画監督の名作と奇妙な物語』などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

49
映像化されたキング作品を網羅した解説書、Kindleでは画像がないので、少々退屈ではあります、がキングの幅広さと作品量に圧倒されますね。この類の本は、紙版を買って、手元に置いておくのも一興ですね。2022/12/27

ぐうぐう

30
これまでキング原作の映像作品を解説する書籍としては、ジェシー・ホースティングの『スティーヴン・キング』やアン・ロイドの『スティーヴン・キング 恐怖の映像』等があるが、本書『STEPHEN KING AT THE MOVIES』はその決定版と呼んでいいほど、内容が充実している。『キャリー』から最新作『ドクター・スリープ』まで映像作品を完全にコンプリート、何より、イアン・ネイサンの解説に忖度がまったくなく、時にかなり辛辣な表現で綴られているのがいい。(つづく)2019/12/08

Kouro-hou

29
もはや巨匠にして古典の域に入るスティーブン・キング先生の映像化作品ガイド本。基本情報のみならず、製作陣の苦悩や監督や俳優の背景、予算や熱意、なのに中身は大惨事まで余さず書く執拗さが良いw 好評ツートップの「スタンドバイミー」「ショーシャンクの空に」が頁多めに高らかに書かれる一方、映像的な作品を書いているから映画も作れると思ったんだ、な「地獄のデビルトラック」の酷評と共にキング監督のドヤ顔の大写しが!やめてあげて!w 訴訟でもめた「バーチャルウォーズ」をまとめた「芝刈り機の男サーガ」ミニコラムは濃度濃過ぎw2020/07/24

walkalong621

6
「キャリー」から「ドクター・スリープ」まで、キング原作の映画・テレビシリーズをまとめたガイド本。映画は65本、テレビシリーズは30本もあり、改めてその人気ぶりに驚かされる(「キャリー」など続編も含め4度も映像化されている。)。製作者や役者のコメント、作品分析も充実した良質なガイド本で、母娘が同じ食卓につく1シーンの画像だけで惹きつけられる「黙秘」、キング小説お馴染みの町を舞台とした完全オリジナル作品「キャッスルロック」を観たくなった。2024/03/01

kadocks

5
キャリーからドクター・スリープまで、ここまで徹底的にスティーブン・キングの映画化作品を精緻に解説した本もないだろう。滅茶苦茶に面白い。B級C級作品まで網羅していて、当然観てない作品もあるが、読めば絶対に観たくなるけど笑 全く小説版には言及らしい言及はなく、あくまでも映画作品から原作をも見る感じなので、逆に未読の原作まで手を出しそうになると言う、スルメのように噛めば噛むほど美味しい本。美徳美徳。シャイニングの話は有名だが、そのおかげでドクタースリープも書かれたわけだからキューブリックにも感謝だな。2022/10/01

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