あいだにはたち（６）

著者名：さおとめやぎ【著】

講談社（2019/11発売）

• ISBN：9784065176719

内容説明

欲しかったのは、あなたの優秀な精子だけ。そのはずだった。二十歳年下の男子高校生から浴びる一心の愛情に触れて、私は高江くんを好きになってしまった。愛されたいと、願ってしまった。でもまた会えばきっと、お腹の子を一緒に育てたいと思ってしまう。だから、決別しよう。この想いから、高江くんから。両想いになって、「最後のデート」が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[チューリップ]

ドロドロするのかと思っていたけど終わり方としては当人たちは幸せそうだしハッピーエンドなんだろうな。この先色々思う事もあるのかもしれないけど玲於奈はしっかりしていて優しいからちゃんと考えてくれそうだしミサさんはいい人に好きになってもらえたなーと思った。あと玲於奈の兄も何だかんだでいい人で結構好きなキャラだった。

2020/07/19

[レオ]

はー！そういう終わり方ー！結局純愛っぽく終わった。ミサが1番欲しかったものってただただ単純な幸せだったのかもしれない。

2019/11/16

[tkd]

感動の結末。この最終巻は本当に俺の中で一番の恋愛漫画。この話は一生推すと思う。

2020/07/16

[ぬりかべ]

完結巻 最初のころのプロットを読んだときにこういった結末になるのか半々の予想だったけど、こっちのハッピーエンド系の 締め方のほうが好みかな あとは表紙の絵が好きだったなぁ 次回作も期待

2020/01/04

[私的読書メモ漫画用]

うーん。読んでいると演出が良く、良いハッピーエンドに見えるのですが……。冷静に一歩引いてみると、拗らせた中年女性を、はじめはその色香に惹かれるも、律儀で誠実な性格だった少年が追いかけ続けて、ついに捕まえた……というもの。主人公には好感が持てるのですが、あれほど気にしていた年齢差も結局は勢いと自身の不安に絆された程度に見えるヒロインに魅力を感じられず。最大のテーマでありコンセプトであるはずの「年齢差」の障壁を、結局ろくに描かないままなのも、不完全燃焼に思えました。

2020/04/21