内容説明
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古地図と独自資料で迫る、誰も知らない皇居。
江戸城築城から約600年。
徳川将軍家の居城として、江戸文化の中心地として、明治維新の舞台として、太平洋戦争時の大本営として、戦後日本を見守る象徴として、皇居は日本の歴史の中心でした。
深いお濠と神秘的な森に囲まれた「日本最後の秘境」に、歴史探訪家の竹内正浩氏が迫ります。
本書では、皇居を5つの章「皇居東御苑」「皇居外苑(皇居前広場)」「宮殿・宮内庁(西の丸)」「吹上御苑」「北の丸」に分け、それぞれの建築物や遺構が持つ歴史や由来を解き明かします。さらに、まだ誰も目にしたことがない「皇居詳細地図」を収録。いくつかの建築物や遺構の存在や場所は、本邦初公開です。
天守台はもう2m高かった
中雀門の石垣の150年前の本丸火災の跡
徳川家は富士見櫓から花火を見物した
昭和天皇も「うるさい」と頭をかかえた午砲台跡
伏見櫓にあった血染めの畳
田安門と清水門の鬼瓦に残る葵の御紋
「たけ橋」ではなく「みたけ橋」になった深い理由
千鳥ヶ淵のベンチは高射機関砲座だった
――本書には、そんな皇居の秘密が満載です。
ぜひ本書を片手に皇居を歩いてみてください。
歴史の息吹がよりリアルに感じられるはずです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アリーマ
10
皇居内の史跡や施設などを、公開非公開問わずくまなく説明した一冊。意外にありそうでなかった本だと思う。この一冊を持って皇居をしっかり歩いてみたくなった。★★★★★2019/12/13
Book Lover Mr.Garakuta
7
歴史の重みを感じる一冊、知らんかったよ。本日令和天皇ご夫妻の天皇即位祝賀パレードと言う事で、読む。(両陛下お疲れ様です)2019/11/10
onepei
6
江戸城→宮城の過程で地形がけっこう改変されていることを知った2019/11/16
たつや
4
真子様の結婚騒動のせいか?図書館で目に留まり借りる。無知の自分には、もう少し砕いて紹介して欲しかった。例えば、一般人が中に入れるのはどういうときか?実際歩いた場合の連続写真。もう少しカラー写真も多く、レポート的文章も多いと良かったです。ただ、歴史的な写真や解説も多く心は皇居へ。2021/09/09
アルクシ・ガイ
4
皇居というと東御苑をぶらついたことしかない。「神田山」と聞いて驚き「日比谷入江」と聞いて今の日比谷と思い浮かべる。明治政府は革命政府だから、前政権の徳川をおとしめる意図があることは、別の本で読んだ。明治天皇のファーストネームは知らなくても、徳川家康は子供でも知っているのに。宮内庁病院って皇族専用かと思っていました。2020/02/04
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