内容説明
子育て方針は「1人で生きる力をつける」。
「知りたい気持ち」を育てれば、自ら学ぶ子になっていく。
私は子どもを東大に入れようと思って何かをしたことは一度もありません。
・親ナシでもしっかり生きて行けるように鍛えたい
・子どもに色々な体験をさせて喜ばせてあげたい
このような気持ちで日々子育てに取り組みました。
子どもの様子をしっかり観察し、子どもが何かに強い関心を持っていることに気づいたら、
すぐに深く関わらせました。
このことが【自ら学ぶ子】に育った理由かもしれません。
■共働き家庭でも【自ら学ぶ子】が育つ!
・強制しない。タイミングよく誘導する
・叱らない。親の仕事は謝罪と弁償
・本の読み聞かせ方
・本の与え方
・本と実物の両方で学ばせる方法
・夏休みや冬休みは自立と体験のチャンス
・子どもの勉強面への関わり方(小・中・高)
・兄弟はお手本でありコーチでもある
など。
■大学受験生時の教育費はこれだけ!
・長男 5000円/月
・次男 5000円/月
・三男 0円/月
(短期講習を除く)
■「高校・浪人時代の勉強方法」を長男が公開
■親子対談「子どもを勉強好きにする方法」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どぶねずみ
30
子どもには勉強は強要すべきではない。勉強が好きになるよう幼児の頃から親が誘導する。子どもが東大に合格するというのは、それが上手にできた親が得られた結果ではないかと思う。本で学び、実物で学ばせる。全てが上手な誘導。子どもが何かに興味を持ったら、それをもっと深く興味を持つように手を抜かない。興味が行き過ぎて損害があっても怒らず誉める。著者はどれだけ本にお金をかけたのだろう。子ども3人ともが同じ本を読み、ボロボロになったら何度でもあらゆる種類の図鑑を買い直したようだ。この本はもっと早くに読みたかったな。2022/07/16
ヴァンさん@NEWマンガ雑誌の読書会
13
読友さんの感想に興味をもちまして。ちなみに同時におおたとしまささんの本も借りましたが、こちらはちょっと違いそうで、予約も入っているので返却させていただきました。 子育て本(≒東大本)は佐藤ママ、松丸家、と3家族目ですが、本書は「佐藤ママみたいに書けば?」という長男からの推薦で書いたというバリバリの対抗本。こちらの子育ての方が、私の思っている《生きる力》を付けさせてくれますね。けども、他の読者の方が言ってるように、夫を《この人》呼ばわり×2回、《あの人》呼ばわり×2回ですので、どこかにひずみは出てくるよう。2022/08/14
ayyasui1985
5
勉強をやらせるのではなくて勉強好きになるように誘導する理想的な対応だと思う。 序章の自立させるに感銘を受けたのでキャンプがんばってみたいと思う。三兄弟もしっかり自立されてる様子がうかがえて、父親が多忙で運搬役、遊びに混ざる側というのも私の環境に似ていて、進路に関わらず教育論として大変参考になった。2023/09/13
0_emission
5
勉強漬けでなく、物事を楽しむ力や探究心など子供の好奇心の伸ばし方が上手であると思いました。そして、子供への関わり方が丁寧。長男さんのコメントや対談もあり、それがなんともフランクで笑えました。次男さんはオチ扱いです。家族仲が良いのでしょうね。本筋とは別に、著者は夫の子育てに関して触れる度、これ以上話したくないという雰囲気が漂っており、納得できるものではなかったのかな?と思えました。
しょう
3
実績のあるお母さんの体験記、含蓄があります。●子供がなにかに興味を持ったらすぐにより深い学びに誘導する●本で学ばせてから実物で学ばせる●ジャンクフードを嫌いになるように誘導する●「出題者の意図を汲む」「採点基準を意識する」を教える●読み聞かせによって子供を本好きにしてから学習用図書を与える→子供が読書を繰り返すうち、「知識を得ると興奮して喜ぶ子」になる→勉強によって知識を得た場合にも興奮と喜びを得られるようになり、勉強が好きになる、のループ。…うちの場合、本好きまでにはなってるから次は学習用図書かな!!2024/05/16
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- その日まで - 紅雲町珈琲屋こよみ 文…