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内容説明
地方だから、中小企業だから、お金がないから……。商売の不振を、そんな言い訳で正当化していませんか? 地方の商店・日本旅館・農業・伝統産業という「衰退産業」のまっただ中にありながら、「代替わり」によって蘇った16のケースを徹底研究。東大卒、ハーバードMBAの起業家が、移住した長野で見出した経営の骨法。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
奈良 楓
8
【〇】● 農業や旅館など「衰退産業」がどういった改善を経て再び軌道に乗ったのか、そのストーリーがわかりやすかったです。 ● 京都八代目儀兵衛の米料亭は行ってみたい。 ● 衰退産業からの脱出のキーマンがMBAフォルダーやバリキャリの人ばかり。ではそういう人材に恵まれなかったところはではどうすればいいのか?というところはもやっとしました。 2019/08/31
Gasse
6
本文中にちらっと名前の出る友人に推されて読みました。看板に偽りなしで、『「代替わりイノベーション」のセオリー』がメインテーマなので、完全に他人事として「なるほどー」って思いながら読んでました。一つひとつの事例がコンパクトにまとめられていて、非常に読みやすいのは高評価ポイント。あと、著者は東信に移住された方なので、そっち方面のネタが多かったのが個人的にはよかったです。2022/02/19
Hiroki Nishizumi
5
セオリーと言うか、どんな産業でも売れるものを売る、だけだな。2019/07/30
四ツ谷
2
地元で生産して、外で販売する地産外商に加え、「地産外招」という地元で生産して、外から呼び寄せる手法で衰退産業を盛り上げることを綴っている。実際のエピソードを並べた事例集であって、経営学的に体系化されたロジックはない。ノウハウがあるが継承・発展がないという問題点を考えると<2884>ヨシムラ・フードHDのような衰退していく飲食店をM&Aで相互補完していく経営は今の時流に合っているのだと思う。2019/07/04
時停
1
紹介企業のうち、いくつか存じ上げる会社もあり、ここはこうして発展したのだなぁと少しだけ歴史を垣間見た気がしました。 本書を通してそれぞれの企業が気になったので、時間を作って行ってみたり使ってみたく思いますね。長野の旅館が気になる気になる。 私は事業を背負う人間ではありませんが、それを除いても学び得るものが多かったです。百人百様の経験談を知れるのはやはり良いものです。2024/04/14