SB新書<br> 続 定年バカ

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SB新書
続 定年バカ

  • 著者名:勢古浩爾【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • SBクリエイティブ(2019/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815601560

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内容説明

定年ブームにあやかって、次から次へと出版される定年本の数々。

「老後2000万円」問題など、不安をあおるメディア。

「孤独」「健康」「お金」への不安と煽りはとどまるところを知りません。

そんななか、世にはびこる「定年不安」に疑問を投げかけ「好きなように生きる」生き方を説いた「定年バカ」。

読者の溜飲を下げた本シリーズの続編がついに登場します。


定年ブームに踊らされず、定年の人生を考えるにはどうすればよいか。

抱腹絶倒。なのに、少し考えさせられる。

心がすこし楽になる、人生後半戦をあなたらしくいきるために、必読の1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

35
2019年刊。敬愛するヒネクレオヤジ殿が、「定年にはこう備えろ、定年後はこう生きろ」的な本を真っ向から叩く企画の続編。各人が好きなことをすれば良いし、何もしなくても良いと主張。有意義な事をしてる、立派だ、と見られたい虚栄心は邪魔なだけ。「マジメ、孤独、おとなしい」を貶める連中への批判も気持ちいい。その逆がどんだけ偉いと言うのか。筆がスベッて他人の趣味嗜好までけなす部分はダメ。冗談でもつまらない。勢古氏には「自由が好き」を貫いて欲しい。「人間とは」の問いに「ロクでもないものだ」と答えている。深くうなずく。2021/06/05

ほじゅどー

15
★★★「人生100年時代」は金融業界が大好きな言葉。寿命が伸びたから、お金が足りなくなりますよ。投資をしましょうね。というイメージを喚起するもの。不安を煽って売上を伸ばすのは広告の常套手段。結局はお金の話。お金の話は飽きた。そんな時は橘曙覧の「独楽吟」の「たのしみは、、、」で始まる歌が心地良い。2023/08/20

団塊シニア

15
今回は定年本の批評が多かった、本人も書いてるように根本はその人の考え方や生き方や暮らし方が好きか嫌いかで批評されてる内容である、終盤退職後12年、72歳になった心境を語るところで勢古節健在というものを感じた。2019/12/26

sayzk

14
人生100年などと言っても全員ではあるまい。健康年齢は百ではあるまい。巻末3人の著名人の最後を読んでそんな「キラキラ」がバカっぽいことが感じられる。この3人の最後のくだりで怖くなった。今まで努力と苦労を重ねて充実の老後している人はそれはそれでいい。自分の身の丈にあった好きなようにしろ、というような本であります。 苦言を一言。前作のような、巻末に取り上げた本の一覧表をつけて欲しかった。2020/10/12

博多のマコちん

14
前作に続き定年本の著者に言いたい放題で笑って読める。だが続編になって、こき下ろした後に少し理解を示してツッコミが鈍くなる所もあり、やや物足りず。それでも下重暁子、今売れてる黒川伊保子、テレビでおなじみ森永卓郎などに対しては、名誉棄損で訴えられかねないくらいの侮辱の言葉を連ねていて、相変わらずの本領発揮。前作に比べると「定年後は自分の好きにすればよい」という著者の主張を表立たせていないが、猫も杓子も『人生100年時代』と言われる風潮には一石を投じている。2019/12/22

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