双葉文庫<br> 復活の条件

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双葉文庫
復活の条件

  • 著者名:森村誠一【著】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • 双葉社(2019/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575522587

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内容説明

石坂隆一の人生は飼い猫を毒殺されたのを境に一変する。娘の家出、息子の交通事故死、会社の倒産、離婚……。不幸のどん底から亡き母の声に導かれて「人生をリセットする方法」を実践すると、二年前の家族団欒が目の前に。幸福の崩壊を阻止するため、石坂は記憶と経験を武器に奔走する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スエ

110
久々の森村先生。証明シリーズに棟居刑事シリーズ。悪魔の飽食も凄かった…(涙)愛猫ミーちゃんを亡くしてから、全ては狂い始める。家も家族も無くし、世捨て人に。猫はかすがい。スエ家も猫がいなけりゃ会話も無しッ!そう思うと「生類憐れみの令」もなまじ間違いではなかったなァ。ワンちゃんも良かったね(王貞治、一本足打法)そしてリセットの旅へ。そう、まずはミーちゃんを救うのだ❢ 更に出ました「悪の剔抉」これぞ森村節!そして「コイツは種馬」を連発する先生。実に遠慮がありません。ラストは「ハイスクール❢奇面組」な一冊 !!2022/03/19

oanchan

6
タイトルと著者だけで選んでしまった。なんかイマイチ。あり得ないだろう設定なのに、ミステリティ要素を盛り込んで、入り込めなかった。所詮、人生はやり直せない。2019/10/19

ひつじパパ

3
石坂の強い正義感から発する信頼があったからこそ、様々な人材が集まってきた感じがする。石坂の目的に尽力した気がする。事件の推理だてや、緻密な判断力。男の自分も憧れる人物像だ。また、あまり小説の筋に注文をつけたくないのだが、最後にどの世界がオリジナルなのだかわからない終わり方、なんだか爽快でない感じの読後感であった。こんな事なら、いっそう題名を〝鏡像放浪者〟パラレルワンダラーにした方がいいんじゃないのかなぁ。2020/11/03

こじりん

2
パラレルワールドとは、恐れいった。これからと言う時、元に戻るところが憎いね。そんなに上手くいかないって事ですね。2020/04/02

wankousan

2
誰でも出来るなら数回は、日をさかのぼりやり直したいとは思っているが所詮無理な話、無理でありえないを超えて読むと面白い。森村誠一氏の小説が好きなので違和感なく面白かった。2020/03/22

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