内容説明
大学進学を機に、谷中でひとり暮らしをすることになった咲。ところが、叔父に紹介されたアパートには江戸時代の料理人の幽霊・惣佑が憑いていた!? 驚きはしたものの、彼の身の上に同情した咲は、幽霊と同居することに。一緒に(?)谷中に住む人たちとの交流を楽しむふたりだが、やがて彼らが抱える悩みを知るようになる。咲は惣佑に習った料理を通してその悩み事を解決していき―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マツユキ
10
大学生となって、一人暮らしを始めた咲だが、部屋には江戸時代の料理人の幽霊、惣佑がいた。惣佑に教えられ、料理をする毎日…。 二人の明るい笑顔と、美味しそうなご飯が魅力的な作品。舞台となる谷中の良い雰囲気。 料理をするだけではなく、こんがらがった人の心も解いてしまう二人。バースデーパーティー、蕎麦、本物のおはぎ…。?と思う部分もありつつ、大切な人と楽しく食事できたら、幸せ。温かなお話でし た。2020/04/06
母パンダ
1
谷中の風情と、江戸時代からの料理、面白かった。軽く読めた。2022/02/27
ユキタ
1
カラッとした江戸っ子気質の幽霊に料理を教わって暮らす大学生の咲。料理にまつわる謎も優しい結末なのでゆったり読めた。2020/05/23
hotate_shiho
0
咲の住むアパートには、江戸時代の料理人の幽霊、惣佑がいる。最初はびっくりした咲だけど、惣佑の話を聞いて、一緒に暮らすことに。惣佑は料理人だから、咲に色んな料理を教えてくれる。咲と一緒なら、外にも出られる惣佑は、料理屋に行ったり、大学に行ったり。みんな、それぞれの悩みを抱えていたけど、咲の料理や惣佑の江戸時代の知識から、悩みごとを解決する。たまごふわふわが美味しそうでした。2020/06/21
まいまい
0
面白かった。出てくる料理が美味しそう。2020/05/20