内容説明
「めっちゃ刺さる」「腑に落ち過ぎる」と人気のコラムニスト初書籍! 女のしんどい毎日がラクになるメッセージと本をお届けします。 【登場書籍リスト(一部抜粋)】『ここは退屈迎えに来て』山内マリコ/『生きがいについて』神谷美恵子/『ピンヒールははかない』佐久間裕美子/『生きて行く私』宇野千代/『サンクチュアリ』著:ウィリアム・フォークナー、訳:加島祥造/『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』梯久美子/『待つ力』春日武彦 など 【著者紹介】チェコ好き(ちぇこずき) 本名:和田真里奈(わだまりな)コラムニスト、ブロガー。1987年生まれ。ブログ「チェコ好きの日記」で旅・読書・アートについて書く。恋愛サイト「AM」での連載「女の人生をナナメ上から考えるブックガイド」など、様々なメディアで執筆しつつ、都内のIT企業に勤務している。いちばん好きな作家は村上春樹、人生で最も影響を受けた本は『グレート・ギャツビー』。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Artemis
14
世の中に溢れている「レッテル」に本当にそれは正しいの?こういう見方もできるのでは?という提案をしてくれてる様な本。2023/07/21
カッパ
13
私が本を読むときの一貫した姿勢、そして本を通して必ずするのが、世の中であたりまえとされていることや前提を疑うことだ。とあり、どうやら著者は本と対話しながら読書をしているようである。今こそ解き放たれて自由になれるらしく、そのきっきけになるかもしれないブックガイドなわけです。著者は流石なわかりやすい文章だし、著名人のような視点でもないからきっとお気に入りの1冊に出会えそうと文が気にいったので片っ端から予約リストにいれてみたのでした。2020/11/11
ふくろう
12
タイトルのような悩みに合わせたブックガイド。多分、筆者と同じような悩みを抱える世代なのだが何故か心惹かれる本がなかった。実はモヤモヤしていないという事なのだろう。2021/07/10
チワ
8
女性の人生に焦点を当て、生きやすくなるために読むべき作品をオススメしながら、どうやって考えて生きればいいかを教えてくれる一冊。 出てくる本どれもこれも読みたくなる。何冊か買った。2020/12/23
QUANON
7
すごい!30 代独身である自分がなんとなく抱えたわだかまりを見事に言語化してくれた。紹介されている本は気になる作品ばかりで積ん読が捗りそうだ。悩める人生にときに優しく寄り添い、ときに力強く励ましてくれそうな本ばかりだ。本ってやっぱりすばらしい!そして本の持つエネルギーを引き出して、非常に的確に解説してくれる著者の聡明さに脱帽した。みんなお互いに多義的な人生を認め合って生きていきたいと強く願った。女性向けに書かれた本だとは思うけど、男も読むべし!特に『日の名残り』『待つ力』『生きて行く私』は絶対読みたい。2019/11/12