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内容説明
たった1400グラムの人間の脳髄の中に、おそろしいほどの広がりと深さを持った、心の扉がある―― 人間の心・心理をテーマにした色とりどりの連作短編集! 漫画家か、そのほかの道か。将来を悩んだ熊隆一の前に、怪しげな老婆が現れ、「どうしても自分の仕事にうたがいが出てきたら、八角形の館においで」と告げた。……やがて5年後、熊は八角形の館の前にたたずんでいた!(第1話 八角形の館)他、7編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
28
再読。手塚治虫作品で最も優れているのは『火の鳥』だと思うが、次はこの『ザ・クレーター』だと私は思っている。それほど素晴らしい。手塚治虫エッセンスの詰まった短編集。日本漫画は江戸時代以前からあったが、ストーリー性のあるものではなかった。それを手塚治虫はまとまったストーリーを展開する方法を確立して新しい漫画を発表した。『新宝島』がそれである。れを嚆矢に手塚はストーリー漫画を次々と発表した。またコマ割りにおいても新しい工夫をした。現代漫画のすべては手塚漫画の影響を大きく受けている。2024/08/05
地下鉄パミュ
5
豪華版で所持していますが、10円だったので入手しておきました。いきなり2巻なのはそれが理由です。チャンピオンコミックス版は豪華版と違い7話で構成されていて、『海の姉弟』『ぬし』がカットされています。2つとも良い作品なので、カットされていない豪華版購入をお勧めするが、チャンピオンコミックス版は、『クレーターの男』が最終話として締められているのが興味深い。『ザ・クレーター』と言うタイトルになっているのだから最終話として相応しい話しである。週刊の方の最終話は何だったのか?当時を知らないので調べて見ようと思う。2025/03/23
へへろ~本舗
4
【再読】どの作品も素晴らしい!2019/11/17
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