内容説明
AKB48グループを卒業しセカンドキャリアに挑む元アイドルたちを、自らもSDN48から会社員を経てフリーライターとなった大木亜希子が追跡取材するノンフィクション企画。10代から20代にかけて一般社会を離れアイドルとして生きてきた彼女たちが、卒業後に歩み始めた“第二の人生”。「元アイドル」だった彼女たちは今どこでどのような人生を歩んでいるのか。現役時代の葛藤、転機、そして現在までの喜怒哀楽に踏み込みます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スエ
85
「アイドル」という華やかなステージから「次」のステージへ。彼女達の道は、それぞれに分かれてゆく。クリエイター、保育士、バーテンダー他。元アイドルの作者を含めた9人の世界を覗く。アイドル時代も含め、彼女達の健気で努力家な姿!とにかく夢に向かって走り続ける!!なんてたくましい「元アイドル」。2020/11/29
TakaUP48
56
「会いに行けるアイドル」というコンセプトで結成されたAKBの幾多のグループ。筆者も所属していたという、今はなき20歳以上のお姉さんグループSDN48を初めて知った。AKBグループに所属していた8人のその後を追ったルポ。みんな厳しいオーディションを勝ち抜いた面々だが、グループの一員になってもメンバー内の壮絶な競争があり、真剣に自分を見つめる場面が数多くあったと思う。彼女達にとって楽しく厳しい環境での様々な経験が生かされ、今を逞しく生きて行く姿が素晴らしい。フト、後ろで踊る少女たちに目が行くようになった。2022/04/25
ひろりん
25
日本のアイドル界を代表し、今やアジア諸国にまで展開するAKBグループのアイドルたち。しかし、卒業後に芸能界に残らなかった、多くのメンバーのセカンドキャリアは?それを追ったルポです。著者の大木亜希子さんも元アイドルなので、元メンバーと同じ目線で語れるところが、一般的なルポと一味違います。元メンバーたちが、アイドルとしての自分に悩みながらも、みずからの手で第二の人生をつかみとってゆく姿が逞しかったです。そして、それを見つめる大木さんの目が暖かでした。2019/09/27
おいしゃん
23
AKBグループをやめたメンバーたちが、どのようなセカンドキャリアを歩んでいるかをまとめたインタビュー集。過酷な競争やスケジュールを過ごした彼女らは、やはり生き抜く力はとてつもなく強いことを実感。本書で取り上げられている、クリエイターやラジオ局社員など華やかな世界はもちろんだが、一般企業であってもアイドルの経験は間違いなく強みだろう。こういう本はとても楽しいし、人生の迷い人にも良い指針になる。2022/04/08
RASCAL
22
48グループで勝ち残れる人って、さらには48グループを卒業しても芸能界で必要とされる人って、努力はもちろんだけど、それ以外の+αを「持っている」一握りの人なのだろう。ここに書かれているのは、著者も含めて、そうでなかった人の今、でも、彼女らも第二の人生での、ある意味成功者。壁にぶち当たった時の思考回路、方向変換後の行動力がとても面白く、また参考になった。2019/09/07
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