内容説明
久坂浩一は、姉がエロ漫画家である関係で、エロいことがちょっと苦手な高校生。 気ままな姉の暴走に振り回されつつ、それなりに平穏な日々を送っていた彼の生活は、しかし高2の夏休み、大きく変貌してしまうことになる。 ひょんなことから幼馴染みの美亜が実は落ちこぼれサキュバスで、えっちな「調教」をしないと大変なことになるという、とんでもない事情に巻き込まれることになってしまったのだ。 しかもどういう偶然か、浩一と関わりのある女の子たちは、みんな美亜と同じく、草食系の落ちこぼれサキュバスで――限界ぶっちぎりの調教ハーレムなエロラブコメ、今ここに解禁!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
17
表紙がセクシー可愛くて購入。挿絵はえっち可愛くて大変宜しかった。 物語はえっちな事がちょっと苦手な幼馴染の男女の恋愛話。えっちだけれど切実な理由もある設定なのは劇中でも語られているんだけれど、やっている事はえっちなエロコメなのが面白い。サキュバスの特殊能力を「中途半端なファンタジー要素」と表現する主人公や、あとがきで「乳首券ならぬ本番券」と言い出す作者に噴き出した。葉原先生の「心のブレーキ壊れてません?」がこの作品を表現する上手い一言だと思う。 2019/10/31
羊山羊
11
エッチと、非人間界の世界に巻き込まれる不思議な雰囲 気が両立する独特な1冊。奥手すぎるサキュバス達を エッチにさせろ!というあらすじだけど、今まで日常だった世界が、サキュバスの存在を知るや否や全く違った 世界に見えてくる様は、完全に怪異譚である。サキュバ スとして目覚めるや、主人公の精子を求めて妖艶に迫るヒロイン達の誘いが、余計に異界らしさを演出する様にも思う。エッチなシーンは本当にしっかりエロくてコーフンできるし、すごく上質な1冊でした。 2024/05/04
真白優樹
8
エロ漫画家な姉の影響で性的な事が苦手な平凡な少年が、実は淫魔だった幼馴染の秘密を知り始まる物語。―――性から始まり気付く恋がある、行為から始まる愛がある。エロの方向に全力過ぎてコースアウトどころかクラッシュしている、そう言い切れる程にもう背表紙の色を見返したくなるほどに、其処等のエロよりエロい中、幼馴染同士の真っ直ぐなラブコメがきちんと成立している物語であり、様々な多角的な楽しみ方ができる色々な意味でとんでもない物語である。始まる調教、本番出来るのか是非そこまで読みたい。 期待を込めて次巻も楽しみである。2019/10/25
Pustota
7
草食系なサキュバスという、日本男児が理想化する歪んだ女性観が端的に表れているタイトルで勝ち。最近のエロ系ラノベはなかなか過激だ。性格の理由付けが割とちゃんとしてたので、ラブコメとしてもそれなりに楽しめた。2020/09/23
中性色
5
日付登録用。感想は後日2020/07/11
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