集英社インターナショナル<br> 税のタブー(インターナショナル新書)

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集英社インターナショナル
税のタブー(インターナショナル新書)

  • 著者名:三木義一【著】
  • 価格 ¥847(本体¥770)
  • 集英社(2019/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797680416

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内容説明

タブー視されている問題を、税制の基本に立ち返って考える! 宗教法人は、なぜ非課税なのか? 暴力団には、課税できるのか? 政治家は、どうやって税を逃れている? 身近な話では、社長が従業員を慰労した費用が交際費となる矛盾。ゴルフ代は必要経費だが、ベビーシッターでは認められない! 国外へ逃げるITグローバル企業への課税は、なぜ進まない? まかり通る不公平税制の真因を、税の成り立ちから解き明かす!

目次

第1章 宗教法人
第2章 政治団体と税
第3章 暴力団に課税できるか?
第4章 必要経費を考える
第5章 交際費課税はそろそろやめよう
第6章 印紙税はいらない!
第7章 固定資産税はミスだらけ
第8章 酒の販売と免許
第9章 特別措置は必要か?
第10章 源泉徴収・年末調整
最終章 国境

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつのすけ

46
税金は、難しくて分かりにくい。しかし、本書は比較的分かりやすく書かれていると思う。個人的には、本書でも述べられているが、サラリーマンの年末調整は不要だと考えている。雇用主が年末調整をするため、大多数の納税者は税に疎く、自分が、税金を幾ら納めているのか分からなくなっているのではなかろうか。自分で確定申告することにより、税金の使われ方にも興味が生じ、税金の有効活用につながるのではないかと思わずにいられない。2020/05/02

おいしゃん

35
業務が税関係なので、とても興味深いトピックばかりだった。宗教法人、暴力団などへの課税や、実態に即していない印紙税や酒税などなど、よく取り上げてくれた、という感じ。1番の驚きは、読了後やたら税に詳しいライターだなと著者プロフィールを見てみたら、青山学院の学長だったこと。2021/06/08

俊介

23
税金の本でこんな面白く読めたの初めてかもしれない。そう、税金のこう言うことが知りたかったんだって本。宗教法人、暴力団、国際取引ほか、今の税金制度の矛盾点について分かりやすくピンポイントに解説。政治資金には贈与税、相続税がかからないのっておかしいでしょ。暴力団から税金取ろうと思ったら必要経費を算出しなきゃいけない?上納金を巻き上げるための必要経費ってなんだろう…。必要経費、交際費などの扱いの時代錯誤ぶりも明らかに。税金の勉強にも社会勉強にもなった笑。著者の、庶民に寄り添う姿勢も好きだ。2020/09/07

クサバナリスト

11
酒類販売免許、暴力団、宗教法人等、周りで気になる税金をテーマに問題点を浮き彫りにしながら説明は分かりやすく面白かった。2019/09/11

なばえもん

10
★★★★☆消費税増税にともなう軽減税率制度のばかばかしさにあきれて、税のことを勉強しようと思って読んだ本です。日本において複雑怪奇極まる税制おかげで、いかに無駄なコストが費やされているかを理解できました。特に印紙税は、明らかに不公正、不合理であって、即刻廃止すべきです。税制の簡素化に本気で取り組む政治家が出てくることを期待したいです。2019/09/25

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