内容説明
安穏で平凡な道を望みつつ、しかし、妻と歩いてきた道は、けっこう波風が立ち、危険に満ちていた。今、よくやったじゃないかと、自分に拍手を送ってやりたいような気がしている――という表題作はじめ、来し方を思いながら、生きることの辛さに涙し、楽しさに心を暖め、人生の意味を探る、味わい深い名品11篇。男の涙の履歴書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佑依-Yui-
2
私小説ではなさそうだけれど、とてもリアルで最後まで小粋なエッセイと騙されながら読む様。2015/01/12
がんぞ
1
私小説ではないが、まったくの空想でもなさそうだ。事実そのままを書かれたら重苦しくてやりきれないだろう、それを読ませるのは、傑出した人物である著者の養母や「先生」などに湧く興味の故か。著者の父は苦労をかけた連れ合いが亡くなった夜に、それをネタに著者の恩師から金銭を借用(返す気は無い)するような悪人、だからこそ「大きなこと」をするかも知れない。人生を何に使うか?大きなことをするには元手が要る。どう資金を集めるか、リスクを計算する自信がないから投資家は自分ではやらない。「金儲け」に貴賤は無いのかも知れないのだ。2013/01/21
丰
1
Y-202004/01/25
シラヌイ
1
山口節が炸裂。でもここちいい。2009/03/16
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