内容説明
晴れなら予報が外れても、誰にも怒られない“能天気キャスター”!? 突然の雨に降られても、ビニール傘の買えない苦労……。雨にも負けず、風にも負けず、宮根さんのイジリにも負けぬ!! お天気お兄さんとしての面白みと苦労、空への視点をコミカルにつづった1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
94
著者は「情報ライブミヤネ屋」で気象キャスターを努めている。気象キャスターといえばどんな情報番組でもキャスターが必ずいる、といって気象予報士の資格を持ってもテレビや会社で活躍できるのは一握りの人たちのようだ。大変な世界だ。この本は気象についてかなり平易に書かれていると思った。かんたんな気象みたいなタイトルがついた本でも読んでみると専門用語だらけのがあるが、この本では雲、雨や雪、風といった具合に気象の事象に分けて書いてあってヘクトパスカルや気圧配置の細かい解説は一切なし。気象に少しだけ首を突っ込むには最適。2022/01/04
よこたん
51
“天気を読むだけでなく、町の空気も読んで、有益な情報を伝える” 天気予報を見るならこの人ので、というご贔屓の予報士さんがいる方は多いのでは。大阪読売テレビの気象キャスターの蓬莱さん、大好き。夕方のニュースでの「スケッチ予報」の自前のイラストがなんとも味があって楽しみにしていて、この時間までには帰宅したいと思っている。お天気の疑問や思い出、こぼれ話も、テレビでの雰囲気そのままに優しく語りかけられているよう。平成30年7月豪雨の緊迫した報道のページは、胸が苦しくなった。「六甲おろし」「浜風」よくわかった!2021/10/15
*+:。.もも.。:+*
14
お天気キャスターでお馴染みの蓬莱さんの本。お天気のことを分かりやすく説明されています。絵心もあるんでしょう、蓬莱さん直筆の説明イラストもたくさん。お子様にもわかりやすい内容でした。2020/08/01
nob
10
『ミヤネ屋』や『情報ネットten.』でおなじみの気象予報士蓬莱さんによる、気象予報について分かりやすくまとめた一冊。「今日の空には、もう二度と会うことができない」という記述はとても的を射ています。一言に晴れと言っても、正確に伝えるための表現に工夫を凝らしている、と知って大変感心しました。いつも宮根誠司にいじめられている可哀想な気象予報士だというイメージしかありませんでしたが、このイメージは間違いでした。気象予報を見る目が変わる良書です。これからも蓬莱さんは頑張ってほしいです。応援してます。2019/11/29
tomtom
6
分かりやすく面白かった。イラストもかわいらしい。 宮根さんにいじめられてかわいそうと心配しなくても大丈夫です。と最後の方に書いてあって笑ってしまった。2020/03/07