内容説明
少年係から生活安全課へと異動してきた巡査長・一ノ瀬清志は、闇カジノ摘発の現場で痛恨の失敗をしでかし、相棒が撃たれてしまう! そのミスを免罪する代わりにと、上司から強要されたある特殊な任務。そこには、大阪府警上層部のひと握りしか知らない機密が隠されていた――。二重三重に張り巡らされた罠に立ち向かう、若き刑事の矜持を描く正統派警察小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sg
17
封印ファイルの名前よろしく、中々想像の上行く作品、警察には裏の組織があるんだぜ的な話。青息吐息で読了すりゃ、なんかちげんだよなぁの白い溜息。寒い朝のせいかタバコの煙か、姉さんに期待してんのはこれじゃねんだ俺は。ドリフに言わせりゃ、ダメだこりゃ次行ってみよ〜R.I.P.長介いかりや。2022/01/09
rosetta
17
★★★✮☆真っ当な警察小説。隠された闇の大きさが物語に大した影を落としていなさそう。府警上層部にこんだけ喧嘩を売って無事に済むわけがないと思うんだけど何故か大団円。2019/10/06