内容説明
法務大臣の娘・佐伯英子を相手に、ベッドで引き金を絞った英国破壊工作員・伊達邦彦に連絡が入った。「日ソ不可侵条約再締結を阻止しようとするアメリカ中央情報局の計画をつぶせ」。英国外務省情報局からの命令だった。危険な作戦を開始する邦彦。酷薄な彼は手段など選ばない（「C・I・Aの暗殺者を消せ」）。生還できる保証なし。伊達邦彦、工作員として日本で活躍！
感想・レビュー
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はげ太郎
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短編集。ちょっと急ぎ足なため、展開が大味、でも長編でもそうか。しかし伊達邦彦だと成立してしまうのが不思議。 2015/06/30
pippi
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短編集。ラストの盛上りに欠ける。「汚れたダイア」…『日銀ダイヤ作戦』のプロトタイプ。「Ｃ.Ｉ.Ａの暗殺者を消せ」…英国外務省情報部の破壊活動班員、偽名フィリップ・ブラウン。ソヴィエトのマカレンコ第一副首相暗殺阻止。最後のボルシチ鍋にうぇっ。「みな殺しの銃弾」…34歳休暇中。珍しい、僕の信子とは。「連隊旗奪還作戦」…自由の身。Ｃ.Ｉ.Ａと取引。「“紅軍派”大使拉致す」…前作で無事北朝鮮より脱出。またもフレッド吉村より依頼。最後に大どんでん返し。解説馳星周。ダシール・ハメットに並び大藪礼讚2012/12/08
