講談社文庫<br> 日曜日の人々

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講談社文庫
日曜日の人々

  • 著者名:高橋弘希【著】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 講談社(2019/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065172711

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内容説明

「皆さん、おはようございます、日直の杏子(アンズ)です」「拒食も過食も不眠も自傷の一種だ」「僕はあなたがたを愛しているので、方法は記しません」「関東地区でパーティー希望です」「それでもお願いだから!」「俺は死にたくない!」「だってわたしはもう子供じゃないから!」人々の声は、あなたに届くでしょうか? 第39回野間文芸新人賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まさきち

65
不思議な言葉選びで綴られた得も言われぬ物語。自傷や練炭自殺の際の描写のおぞましさがあまりにも印象的すぎて、あまりいい読後感を得られないままでの読了です。2025/07/28

はっせー

55
なかなか重い本であった。精神的に安定したタイミングで読まないとずるずると世界へはまってしまいそうな力を持った本になっている。だが読まないと方がいいわけでない。人に優しくしたい・自分に優しくしたいと改めて感じさせてくれるきっかけをつくれる作品だと思う2024/09/03

サンタマリア

37
読んでいて寂しくなった。多分、朝の会に感情移入していたからだと思う。『僕は拒食も過食も言葉だと思っているよ』。大切なのは言葉の使い方と言葉を受け取る人の存在なんかな。死者に言葉を伝える方法は確かによう思いつかん。2023/03/27

いっち

33
21歳の主人公は、従姉の自殺で、自助グループの存在を知る。自助グループの冊子が「日曜日の人々」。メンバーの個人的な悩みや問題が書かれている。「日曜日の人々」を読むため、主人公は自助グループに加入する。メンバーが自殺し続ける自助グループは存続すべきなのか。前回読んだときは、自助グループでなく医療機関を受診すべき、自助グループには近づかないべきと思った。再読し、自助グループにも存在意義は大いにあると感じた。「他者に何かを伝えることが救いになる」「数人の死者を出したが同時に多くの生者も生み出した」。役割はある。2023/02/15

桜もち 太郎

23
「レム」と呼ばれる日曜に集う人たち。様々な理由により生き辛さを感じている彼らは、この会で過去を告白し、ノートに記すことにより、救われる者もいれば死を選ぶ者もいる。「人間が個人で抱え込める感情には限界がある」厭世的になるに至っては、性的虐待、いじめ、などあげられているが、はっきりとして原因はあまりない。電車への飛び込み、リストカット、首吊り、練炭様々な方法で死んでいく。「自殺」の書といってもいいこの作品であるが、各人本当は「安らかに死にたい」と思っているのではないだろうか。死に吸い込まれそうになった。2025/11/17

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